ジュリア・ロバーツとクライブ・オーウェンがスパイということはわかるけど、何をしているのかはよくわからない。適当に見てたからかなあ。全然なにしてるのかわからなかった。目的も何をどうしようとしているのかもどうなっているのかも全然わからない。
なので開始20分ぐらいで寝そうになってしまった。結局、ジュリア・ロバーツとクライブ・オーウェンが恋仲になっても、お互いを信じられずにすぐにお互い疑ってあれこれもめる。恋仲になったのも本当は裏があるんじゃないかという疑心暗鬼。
男と女のラブゲームはスパイゲーム。それはいいんだけど産業スパイのほうの話をもうちょっとわかりやすく見せてほしかったなあ。ピザがどうしたとか、究極の毛生え薬がどしたとか、ほんとよくわからない。
結局、だましてるつもりの主人公たちがだまされて利用されていたっていうわけだったのかな。彼らも駒のひとつとして役割を与えられて黒幕たちの思惑通りに動かされていただけ。それが最後わかるんだけど、それでなるほど~とか、あーすごい~とか全然ならない。騙し合いサスペンスとしては失敗ですね。
よかったのは観光旅行映画としては楽しめる点ですかね。スパイ映画は舞台がいろいろかわるので旅行気分が味わえるのがいいところです。舞台がホテルや空港、観光地とかだから旅行気分になれる。
旅先で恋のかけひきに興じる男と女。なんだろなあ。スパイ映画って旅行映画だよなあ。旅のわくわく感が、スパイの騙し合いのどきどき感とかぶるから、スパイと旅と恋愛って相性いいんだろね。