台湾青春ミステリー
何がなんだか。
友達が欲しかっただけなんだ……ってことかな。
ミステリーっぽい感じで始まります。
飛び降り自殺体を偶然通りかかって発見した3人の学生。
いじめられっ子、不良、メガネの3人は、
まったく面識なかったけど、
死体を発見したことで知り合いになる。
遊び感覚で始まった飛び降り自殺の生徒の死の理由探しに
のめりこんでいく3人。
名指しのメモ書きから
彼女をいじめていた生徒を発見し、
驚かせて復讐するという
計画を実行するのだが……みたいな
チャン・ロンジー監督の2014年の台湾映画です。
ウー・チエンホー, チェン・カイユアン, トン・ユィカイ出演。
学生、学園を舞台にした青春ミステリーかなって感じです。
犯人探しがメインではない
途中から犯人捜しとかじゃなくなっていきます。
3人のうちのいじめられっ子が
死んだ生徒のことを調べることで
他の二人と友達になれると思って
あれこれ裏工作してましたみたいな。
結局、飛び降り自殺した生徒は、
事故だったんすかね。
なんか問題児で生きてるのがむなしいみたいな感じの
人だったのでふらっと飛び降りたのかな。
そこんとこよくわからない。
事故でいじめられっ子が溺れ死んでしまい、
それがなぜかいじめられて殺されたという噂になってしまい、
残った二人が大変なことになるっていうのも、
なんだかよくわからない結末になってて
全体的になんだかよくわからない話でした。
青春時代の薄暗さを描くドラマ
友達が欲しくて友達をだましていたいじめられっ子。
いじめられっ子を殺したと噂されてしまう不良。
実はメガネがいじめられっ子を溺れさせてしまったのだが、
不良はかばって何も言わない。
メガネは自分がいじめられっ子を事故とはいえ
死なせてしまったことの
罪悪感に耐えきれず震える。
いじめられっ子は嘘なんかつかなくても
2人は友達になってくれたはず。
不良は友達だと思うからこそメガネのことを他言しない。
メガネはいじめられっ子が友達だと思ってるから良心の呵責に悩む。
あははって3人で笑ってた時は戻ってこないっていうのが
物悲しいですね。
学生時代の無意味な馬鹿笑いできる友人関係は
大人になってしまうと二度と手に入らないもんです。
そういう青春の終わりをミステリードラマ風に作った感じですかね。
まあ、よくわからんかったけど。