きらきらひかるといえば、
遺体を検視する監察官の話のほうを→TVドラマきらきらひかる
思い浮かべるんすけど、
江國香織の小説を
薬師丸ひろ子、豊川悦司で映画化したのも
松岡錠司監督の1992年のけっこう古い映画なんすけど、
今っぽい話で古びてなかったです。
無料動画のGYAO!でやってたときに見てみました。
アル中の薬師丸ひろ子がお見合いして
結婚したのがゲイの豊川悦司。
豊川悦司の恋人の筒井道隆もいれて
奇妙な3者の関係がどうなるかみたいな話。
薬師丸ひろ子はイタリア語の翻訳家で
仕事がある自立した女性なのだが
アルコール依存症で不安定。
豊川悦司は医者の息子で自分も医者でゲイ。
お見合いして、なぜか二人は結婚することにする。
豊川悦司は筒井道隆と別れるわけでもなく、
薬師丸ひろ子と筒井道隆も会って友達みたいになる。
うまくいかないようで
なぜかうまくいく二人なんすけど、
そんな平穏は長くは続かない。
セックスレスで満たされない薬師丸ひろ子。
旦那が優しくていい人なだけに
余計に満たされない。
薬師丸の親にトヨエツがゲイだとばれて大騒ぎ。
このままでいいと二人は言うのだが
ギクシャクする3人。
この先どうなっていくのかみたいな。
まあ、どうもならないんすけどね。
設定とか話の始まりとか展開とかおもしろいんすけど、
最後のまとめ方がなあ。
邦画の悪い癖っていうか。
主人公を走らせてあちこちさまよわせて
疲れて倒れて、
夜が明けて再会してニッコリみたいなやつを最後でやるんすよ。
いやいや、それで終わりって、
なんにも答えでてないんすけどみたいな。
まあ、答えなんかでないってことなんだろけど、
ふわっとした感じすぎる。
こういうのよくやるよなあ、邦画は。
いやー、なんかめちゃくちゃ若い薬師丸ひろ子や
豊川悦司とか筒井道隆とかが見れてそれがよかったですけどね。
みんな若くて爽やかで軽やかなんだ。