独特なムードがあるけど、話運びがとろいのが気になっちゃうかも。ニューヨークのストリートギャングたちの話で、それぞれ組ごとにユニフォームがある。チームでみんな同じ服装してんの。ウォリアーズはボヘミアン?
素肌にレザーのベスト。ほかにはアーミールックのチームがいたり、野球のユニフォームで顔にペイントとか、オーバーオールとか、いろいろなファッションが出てくるのだが、どのチームもカッコ悪いです。
だせえというかマンガ的というか。荒木飛呂彦のマンガみたいなファッションセンス。それぞれの組がそれぞれの地域を縄張りにしてて反目しあってる。
あるとき有力者が主要な組に招集をかける。あいつの呼び出しだったら、行かねばならないとウォリアーズも集会場所まで電車乗ってでかけます。
大勢のチームが集結。そこで演説が始まって、俺たちゃみんな仲間だろ、団結して国と戦おう、縄張りもなにもないって、リーダーが呼びかける。ええこと言うなあって盛り上がって聞いてたら、銃で撃たれてそいつは殺されてしまう。
わーって騒動になって逃げ惑う組。混乱の中で、銃撃犯が撃ったのはウォリアーズだって嘘を吹聴する。濡れ衣をきせられたウォリアーズはホームタウンに戻るまでに、いろんな組から狙われて戦わくてはいけなくなった……
っていうお話です。夜の町をさまよう少年ギャングたち。夜の町の映像がいい。昔の落書きだらけで治安悪そうな地下鉄。リアルなムードの背景のなか、ヘンテコファッションに身を包んだチームたちが戦う異形感。
マンガみたいな面白みはあったかな?婦人警官のおとり捜査に引っかかる女たらし。真夜中にベンチでひとり座ってる女性ってあやしすぎるんだけど、いい女だぜ~ってよっていくウォリアーズのメンバー。
女のチームにうちでパーティーやってるからよっといでよって、ホイホイついていって殺されかけるウォリアーズのメンバー。
便所で大乱闘。駅で警官とバトル。野球チームとバットで殴り合い。夜明けの早朝ビーチで最終バトル。ウォリアーズをはめたシャクレと対決。
濡れ衣は晴れてウォリアーズに平和がもどる。おしまい。
口元だけ映るラジオDJがギャングたちに現在の状況を実況するシーンなんかあったりして、マンガっぽさがあってところどころよかった。
でも、テンポも悪いし、よくわからない女性キャラがなぜか最後までからんできて、強引に恋愛風要素ねじこんでてかったるいし。
ちょっときつかったですね。
ウォルター・ヒル監督の「ストリート・オブ・ファイヤー」っていうのがあって、それもダサいんだけど、そっちは好きな映画なんだよなあ。ダサくても、好きなダサさとイマイチなダサさがあるね。