今さら続編はいらんだろって思うし、作ってる側もそれは思ってるみたいでした。劇中で映画の話をするシーンがあるんだけど、アメリカ映画なんかひどいぜ、リメイクと誰も見たくない続編ばかりじゃないかってセリフがある。
自虐ネタ。エディ・マーフィも他の出演者もみんな今更続編?って思ってると思うけど、まあ、やるからには一応それなりにやってみっか?みたいな。楽しんで楽しくやろうという同窓会的な和やかムードが漂っていた。
まあ、見る必要はとくにないといえばそうなんだけど。これ見る時間があるなら、前作の「星の王子ニューヨークへ行く」を見ればいいと思うし。
アフリカの架空の国の王子が親の決めた花嫁との結婚に反発して、自分で花嫁を見つけるとアメリカのクイーンズで候補を探して悪戦苦闘するコメディが前作。花嫁を見つけて王国に帰還したのが前作のラスト。
それから時が流れ、今回は3人の娘をもうけて、父親がなくなり王になるエディ・マーフィ。ウェズリー・スナイプスひきいる隣国の軍事国家との関係が緊張状態にあって、国の行く末を憂いているエディ・マーフィ。息子がいないので、自分の後継者問題に悩んでいる。
娘たちが優秀なので、彼女たちが女王になればいいもんだけど、慣習で男しか王になれないことになってます。女性の権利が低いんだ、この国。
そこに呪い師が予言するには、エディ・マーフィには息子がいると。若い時花嫁探しに行ったときに行きずりの女との一夜の情事によって生まれた息子がいることが判明。30歳でうだつのあがらない男。
まあそれでおまえはわたしの息子で王子だってことで国に連れ帰っていろいろあるっていうね。古いしきたりや保守的な父親に反抗していた若かりしエディ・マーフィが、年齢を重ねて自分がそうなっていたと気がついて、もう一度理想の自分になろうとする物語。
青年が親になる話なんだけど、ドラマとしてはうまくできてないし、ちゃんとしてるわけでもない。やっぱり見どころは、前作のオマージュ、自己パロディやってるとこ。キャストも懐かしい顔ぶれがちらほら。
あれ?この人前作で出てたよ、確かっていう人がいっぱいいて驚く。脇役というかワンシーンぐらいしか出てないような人もちゃんと出てきてて、もう役者してない人とかもいるだろうけど、呼んだんだって変に感心した。
ハンバーガー屋の店員の人、前作でも出てたよね?
よく集まったなあって。前作でエディ・マーフィが特殊メイクして何役も演じてたんだけど、今作でもちゃんと同じようにやっててそれにも感動。
床屋のやつら、セクハラ神父、歌手とかだっけ。エディ・マーフィが特殊メイクして演じてるの。アーセニオ・ホールも特殊メイクで何役かやってる。
あとはゲスト出演の多さ。モーガン・フリーマンとかさ、ミュージシャンのゲストとか、少し出てくるだけなのに全力でパフォーマンス。出てくる意味ある?って感じなんすけど、お祭り気分はしましたね。
続編見ると、前作を見たくなるなあ。