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『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』【映画のあらすじとネタバレ感想】


もうなんでもいいから、助かってくれ~って大興奮。いやー、こういうのでいいんだよ。いや、こういうのがいいんだよ。邦画で地味にしんみり、雰囲気たっぷりにエモさをおしだした映画より、こういうエンタメパワー全開のやつのほうが見てておもしろい。

テレビドラマの劇場版。ドラマのほうは見たことなかったけど、普通に楽しめたなあ。東京都の救急医療チームの話。医者や看護師が災害や事件現場に急行してその場で救助活動、医療活動をするっていうチーム。

従来の救急だと、現場から病院に搬送するあいだなにもできないから、救える命も救えなかった。そこを医者、看護師、麻酔医、手術室をそなえた特殊車両で現場にむかってその場で処置をやったら救える命が増えるっていうことですよね。

メンバーは鈴木亮平、中条あやみ、菜々緒、小手伸也、ジェシー、フォンチー、佐野勇斗、賀来賢人ら。鈴木亮平は熱血ドクター。危険をかえりみず、危険な状況になっても現場にとどまって処置を続けるクレイジーなやつ。

映画内でも、このままだと医者たちも危ない、二次被害がでるぞって問題視されてましたけど、確かにそうだよなあって思う。

一人の命を救いにいって、チームの5人とか、消防の人たちとか10人とかが死んだり負傷したらどうすんの?ってちょっと思うんだけど、そこはなんかもうどうでもいいみたいな。

アドレナリン常に全開の鈴木亮平のハイテンションと奇跡の迫力で押し切ります。それでいいと思うなあ。これはファンタジーだし。こうであってくれたらいいのにっていう願望みたいなものを映像にしてくれてる映画に思える。

絶体絶命の状態だけどあきらめず救出にきてくれて、かならず命を救ってくれるそんな夢のような医療チームがいてくれたらなあっていう夢と希望の物語。

オープニングからして大災害。飛行機の着陸事故かなんかでいつ燃料が引火して大爆発するかわからない状態で救助にむかって、緊急手術が必要な負傷者を車で手術しながら退避してギリで爆発からのがれて、死者ゼロでミッションコンプリート。

このドラマ、死者0人というのがひとつのお約束になってるみたいですね。むちゃくちゃやばい災害がおきて、もうダメかっていう危機があって、それが彼らの覚悟と根性と勇気と仲間を思う気持ちで奇跡がおきて乗り越えた結果、死者ゼロ人っていう結末になって大団円。

これがこのドラマのお決まりの型のようです。いいですね。盛り上がるなあ。

それで鈴木亮平は仲里依紗と結婚してて、再婚とかなんとかいってたけど、そのへんはドラマを見てれば事情がわかるのかな、仲里依紗は妊娠中。

緊急出動の連続で、プライベートの時間ないじゃないっておかんむりで、実家に帰らせていただきます状態で怒ってます。仲里依紗も医者でチームのメンバーだったのかな?緊急で約束守れないのはわかるけど、人生すべてを救急のほうに使うってどうなのって感じすか。

賀来賢人はよくなんかわからんけど、お偉いさんで、都知事の石田ゆり子のしたでチームの指揮をとる立場。もともとメンバーの一人で、鈴木亮平の妹の佐藤栞里となんかいい感じだったのかな?これもドラマを見てれば詳しくわかるんだろね。

大臣の徳重聡が同じような救急チームを横浜で立ち上げてのちのちは全国展開させると言い出して、横浜チームのリーダーに杏が抜擢される。アメリカかなんかで医療研鑽した凄腕の医者で、賀来賢人の元カノ。

徳重聡がわかりやすいいやな大臣役で、石田ゆり子が立ち上げたこの方式の手柄を横取りしようとしてるし、鈴木亮平のむちゃやるのも問題視してて潰そうとしてくる。そういう政治の駆け引きみたいなのも描かれます。

そんで横浜のランドマークタワーで放火による大火災発生でチームが出動。偶然、来ていた菜々緒と仲里依紗が展望室で立ち往生で救助を待ってる状況になります。

中層階で火災がひろがり、簡単に救助に向かえないなか、さあ、どうするかって感じです。

いやー、もうダメかって何度も思って、うおー、奇跡がおきた~ってなって大興奮の連続。困難と大逆転の釣瓶打ち。そんなアホなっていうことばかりなんだけど、それでいいんだよなあ、この映画は。

見てるこっちも一緒に、どうにか助かってくれ~って願いながら見てた。

仲里依紗が妊婦なので、こりゃ子供が生まれそう~っていうハラハラドキドキになるんだろうなって思って見てたら期待通りにそうなって、待ってました~って感じ。

ここで今すぐ帝王切開して~!って仲里依紗が鈴木亮平に言うけど、鈴木亮平はメスを握って切る寸前までいって、それはできない、医者である前におまえの夫だからって、うおおおって母子ともに助かる道をさがす。

足はさまれて、火事の炎が強まってきてどうにもならんってなるけど、仲間がきっとくると信じて、鉄棒をぶったたいて、おれはここにいるぞ~って大きな音をだす鈴木亮平。意識がとおのいてきてだめか……っていうところに、仲間到着で大逆転。

やった~って大興奮。

それで終わんない。仲里依紗の手術で赤ん坊も仲里依紗も死にかけになる。蘇生処置で心臓マッサージとかやって、もどってこーいって懸命に処置する鈴木亮平たちの姿に、

過去の回想シーンで妹が蘇生処置してももどってこなくて亡くなったというシーンが重ねられる。またあの悲劇が繰り返されるのかって絶望したところ、鈴木亮平がなんか別の処置始めて、それが功を奏したのか心拍もどって仲里依紗は復活する。

これまた奇跡の大逆転です。

ほんで司令本部で死傷者の数の集計結果がでて、死者ゼロです!ってなって、みんなでわーわーって大喜びする。

いやー、冷静に考えたら、救助来るまえに死んだ人とかいてもおかしくないけど、ほんとに死者0人なのかなって思ったりするけど、

すべての命を救う!っていうのがこのドラマのコンセプトなんだろうねって感じで、決めセリフ、お約束のエンディングってことで、これはこれでこういうものって受け入れられる。

おもしろかったなあ。邦画でもおもしろいのあるじゃないすか。気取った変化球みたいな邦画ばっかり見てるから、こういうのがめちゃくちゃおもしろく感じる。

まあ、なんだよそりゃっていうシーンもあるけどね。大混乱で我先にと逃げようともみくちゃになる醜い大人たちが、ぼくたち手伝います!っていう中学生?たちの冷静な行動に触発されて一致団結みんなで協力しあうようになるシーンとかさ。

いくらなんでもあざとすぎるだろって感じだけどさ。まあまあそういうちからわざもいいでしょうと思ってしまう。

仲里依紗の復活も、いや、無理だろって思ったけど、なんか勢いで押し切ってくる。それが嫌に感じない。なんか映像のテンポとか、俳優の演技に勢いがあるんだよねえ。だからおもしろいのかも。



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