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『マトリックス レザレクションズ(原題:The Matrix Resurrections)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


どうして作った。作らなくてもよかったんじゃないすかって思っちゃう続編映画だった。ウォシャウスキー姉妹の「マトリックス」の4作目なんだけど、もともと2、3の時点で蛇足だった。1で完結してるのを無理に2,3作った感じだったのに、今更4やる?っていうね。

1の内容はうっすら覚えているけど、2と3はほとんど覚えてない状態でレザレクションズを見てみました。

1はキアヌ・リーブスが救世主として目覚めて手かざしで銃弾を止めたり空飛んだりできるようになるまでの話で、2「マトリックスリローデッド」はなんか移動しながらあちこちでアクションしてる映画で、3はなんだっけ?

まったく3「マトリックス レボリューションズ」の内容覚えてないけど最後、マシンとキアヌのあいだで取引が成立して休戦協定みたいなのが結ばれて終わったんだっけ?おもしろかったという記憶がないので、見直す気にもあまりならない。

4はキアヌ・リーヴスはゲームデザイナーやってます。めっちゃ年取ってる。髪の毛ばさばさのロンゲでヒゲぼーぼーで顔はたるんで、年月の重みを感じさせる。

キアヌ年とったなあ。マトリックス1のときは若かったなあってしみじみしちゃう。

なんかよくわからないけど、「マトリックス」っていう仮想現実のゲームを開発してそれが大ヒットしたという世界になってます。映画のマトリックスでおきたことは、ゲームの話っていう体。

新作ゲームの開発に取り組むキアヌだけど、なんだかこの世界に違和感を感じ始めていた。キアヌとは別に、裏で若いやつらがなんやかんや戦っていて、この世界もマトリックス仮想現実世界でリアル世界ではない。

伝説の救世主のチカラが必要だということで、若いやつらがキアヌを探して見つけて再び現実にもどして一緒に戦ってもらおうとする。

キアヌもだんだん昔のことを思い出していく。モーフィアスとか前作のキャラクターもでてくる。エージェント・スミスだっけも出てくるけど、この二人はローレンス・フィッシュバーンとヒューゴ・ウィーヴィングじゃなくて、別の若い俳優がやってました。

トリニティというキャリー=アン・モスがやってたキャラも出てきて、これはキャリーがやってて、これまたすげえ年とってて、うわー、懐かしいというか、マトリックスから25年ぐらいたってるという年月の流れを感じてしみじみします。

今回はトリニティというキャラクターの話にしたかったみたいです。彼女も救世主として目覚めるっていう話にしたかったみたいなんだけど、うまくはいってなかった。

最初、キアヌがこの世界はなんだかおかしい、おれはいったいどうしてしまったんだってうだうだやってる描写が長くて、中盤はキアヌが救世主としての能力を取り戻そうとする描写がこれまた長くて、

トリニティという存在が重要なのでキャリー=アン・モスを奪取する作戦をやるっていうことに最後の最後になって、最後土壇場で彼女がキアヌを選んで突然救世主の能力に目覚めて空飛んでおしまい。

敵はニール・パトリック・ハリス。ジョジョの奇妙な冒険のディオのザ・ワールドみたいなことしてたのが笑えた。

いやー、最後、唐突にドタバタやりすぎだろ。ああいう終わり方にするんだったら、最初からトリニティを主人公のストーリーにすればいいのに、前半、中盤、後半の最初までキアヌが主人公みたいに展開していくから盛り上がらないんだよなあ。

最初っからトリニティが主人公だったら、けっこうおもしろく見れたかもしれない。バイクでニケツしてキアヌが手かざしで防御と攻撃して敵のなかを走っていくアクションの見た目はおもしろいんだけど、それが物語の盛り上がりとうまく接続してないので、気持ちがあがらない。

うーん、なんかかっこよくバイク走ってるけど、なにやってんだっけ?って。

もっというとキアヌ・リーヴスもキャリー=アン・モスも出てこなくてよかったかもしれない。若い別の俳優がネオやトリニティをやったほうがよかったかも。

いやー、なんだろなみたいな。今回は姉妹監督じゃなくてラナ・ウォシャウスキー単独監督で妹リリー・ウォシャウスキーは参加してないですね。

ラナはまだマトリックスでやり残したことがある、新しくできることがあると思って、リリーはもうないと思ってたということですかね。

どちらも正しいような。新しいことできるという可能性はあったけど、今作は半分懐かし映画みたいな内容になってるから、完全に新しいことにチャレンジしてるとは言い難い。

中途半端になってたかなあ。過去の映像がときどき挿入されるし、過去のマトリックスで印象的だったシーンのオマージュシーンみたいな、同じ構図の映像が出てきたりする。

そういうのは過去作を見てる人じゃないと、おおって思わないだろね。

自分としてはマトリックスはマトリックス仮想現実世界の描写が好きで、現実世界の原始古代世界みたいな描写のシーンがまったく好きでないのを再確認したって感じです。

今回、ゆるキャラのクジャクとかいうやつが出てきたりしてたけど、ああいうのとかぜんぜんいいと思わないし。

1の時点ですでにそうだったのを思い出した。マトリックス世界のあのスタイリッシュで妙に整理整頓された嘘くさい質感の映像が好きでそのシーンはおもしろいんだけど、

ザイオンとかなんとかいう現実世界のメカの造形とか衣装のデザインとか世界観がまったくいいと思えなくて好きじゃなくてつまらない。

やっぱマトリックスってグラサンキアヌがイナバウアーやってるやつ、そこがおもしろいんだ。

皮肉がきいてると言えるのかもね。仮想現実は心地よくて、現実世界は辛いっていうのをこの映画自体も仮想空間映像はおもしろくて、現実世界描写はつまらないということでメタ的に表現してる。

マトリックスで夢を見続けるほうが幸せだって思っちゃう。

目覚めろ目覚めろ、支配から解放しろっていう主人公の話なのに、いや眠ってたほうがいいんじゃないって思っちゃうのがなんとも皮肉というか。

これマトリックスをまったく知らない人が見たらどう感じるんですかね。まったく意味不明なのかな。



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