いやー、これどうだろ。最初のところの友達や恋人がふっとばされていくシーンはド迫力でよかった。そこが最高潮だったかも。
最後にクライマックスで大竜巻が精油所コンビナートを破壊し、近くの町を壊滅状態にするけど、そこはなんか迫力があんまりないんです。
街の住人たちが、なぜか映画館に避難。別に映画館だから竜巻に耐えられるわけでもなく、屋根も壁もどんどん飛んでいってやばくなる。
みんな避難しろ~って主人公たちが避難の誘導をがんばってましたけど、それでどうにかなるレベルじゃないぞって。
主人公たちはなんだかんだ無事に済んでるから。車がそのまま飛んでいくような破壊力なのに、主人公たちは大丈夫なんだ……ってちょっと冷めてしまうというか。
難しいですよね。迫力やスリルを出そうとして、主人公たちを危機の状態にするけど、そこでそのまま死なせたら終わっちゃうから、大丈夫にしないといけない。
絶体絶命だけどなぜか主人公たちは大丈夫、モブはどんどんやられていくけどもっていうのを何度も見せられると、なんかやっぱり冷めちゃうね。
主人公はデイジー・エドガー=ジョーンズ。気象オタク、天才お天気ガール。夢は竜巻を分析して無効化する方法を編み出すこと。学生時代に恋人や友達と実験に熱中して、理論を試そうと実際の竜巻に
ヒャッハーな軽い気持ちで突っ込んでいったのだが、予想外の最強クラスの竜巻に遭遇して恋人と友達を死なせてしまう。生き残ったのはデイジーとアンソニーラモスだけ。
5年後、夢をあきらめたデイジーはニューヨークで気象予報の会社につとめていた。そこにアンソニー・ラモスがたずねてくる。天才の腕をかしてくれって。
アンソニーラモスはまだ竜巻を追い続けてて、データを収集していた。スポンサーは地上げ屋。トルネード被害にあった人たちの土地を買収する地上げ屋が研究資金を提供していたのだ。
それを知らず、1週間だけっていうことで竜巻を追いかけることになるデイジー。彼らとは別のグループで有名Youtuberのグレン・パウエルたちとライバル関係になって、鍔迫り合いを繰り返す。
軽薄な目立つだけが目的だと思われたグレン・パウエルたちだけど、実際はけっこう真面目でちゃんとしてるやつだとわかって、なんだかグレン・パウエルとデイジーがいい雰囲気にみたいな。
恋もトルネードもグレン・パウエルにおまかせ!みたいな。
まあ、どっちも中途半端だったけど。
デイジーを口説こうといいやつを演じるグレン・パウエル。恋人や友達を失った過去のトラウマに悩むデイジー。夢を諦めるのか、傷ついた心を癒すには、竜巻に立ち向かうしかないぞって見守り励ます作戦。
これがドンピシャはまってデイジーは昔考えていた竜巻を無効化する方法を今の分析技術で練り直し、新しい方法を考え出す。
それが最後の大竜巻で実行されて、それがうまくいって、いや、それがうまくいったのか、別の要素でそうなったのかは確かではないけども、竜巻がなくなって晴れ間になる。
竜巻が消えたのと同時に、デイジーの心のもやも晴れたのであった、彼女はふたたび竜巻を追いかける人生にカムバックしたのだ、おしまいみたいな。
やっぱり冒頭の竜巻シーンが一番の盛り上がりだった。あの絶望感はすごかったなあ。