アーサー王と円卓の騎士。 新解釈版ってことらしいです。なんか自分が思い描くアーサー王と円卓の騎士とはかなり雰囲気が違ってました。衣装とかもダークなトーンで作られてるし。アーサー王と円卓の騎士のイメージは、甲冑フル装備で十字に穴のあいた兜かぶって馬にのって長い槍もってるイメージなんだけど、この映画の騎士たちは野武士みたいな感じで、野戦のスペシャリストみたいなやつらで騎士っぽくはなかったです。
お話は雇われ騎士たちの生き様物語。15年間、ローマに奉仕する義務をおって各地から騎士団に加わってる傭兵たち。15年が過ぎ、やっと無罪放免故郷に帰れるぞと思ったら、最後の任務ということで敵地にいるローマ人を救出しろと言われる。
ふざけんじゃねえ!って感じになるわけ。生き残ってやっと仕事終わるとおもったら、今までで一番危ない仕事をやれって言われるんだからたまったもんじゃない。騎士団長のアーサーは人望あるので、リーダーがやるっていうんだったら、仕方ねえやるかって騎士たちは最後の任務に出動する。
敵が迫ってくる中、彼らは生き残れるのかっていう感じです。戦争映画ですね。傭兵部隊が難しい作戦にのぞんで戦いの中でなにかを見つけるみたいな。結局、騎士たちは戦場が故郷みたいなもんで、平穏な普通の暮らしは無理みたいな感じに見えました。
犠牲をはらいながらも、救出任務は成功。これでほんとに放免だあって喜んでたんすけど、アーサーはローマに帰らずに、ローマ軍が撤収して放棄するという領地を守るために戦うことを選択する。騎士たちはなぜそんなことすんだよ、俺たちゃ故郷に帰るよっていったんは行くんだけど、やっぱり戦場に戻ってきてアーサー王に合流しちゃいます。
うわー、アーサー王の人望すごいな。死ぬ可能性かなり高いのに戻ってきちゃうんだぜ。信じられない。まあ、なんだかんだいって、彼らは戦うことが生きがいの人たちなんだろね。普通の生活や暮らしなんかできないだろう。