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『ザ・ハッスル(原題:The Hustle/Dirty Rotten Scoundrels)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


詐欺師の話。主演二人の魅力によるところが多い映画だったなあ。アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンのとぼけた演技の応酬。それを楽しむための映画なのでお話はとくにおもしろくないです。

うーん、もうちょっとなんか大きな筋というか大きなミッション的なことがあったらなあって感じがします。二人の負けてなるものかとどんどんエスカレートするドタバタやりとりだけで見せていく感じです。

まあ、それでけっこう見れるからすごい芸達者ですね、アン・ハサウェイもレベル・ウィルソンも。二人の悪ふざけだけでこんだけ間が持ったら大したもんです。

ケチな詐欺師レベル・ウィルソン。出会い系アプリで会った相手に適当なこと言って数百ドルくすねようとするぐらいのケチな詐欺師。得意技は妹がさらわれたといって男の同情を買い泣き落しでお金をもらうこと。

計算とか計画とかとくになくてその場で適当なこといって小銭を稼いでる詐欺師。一方、アン・ハサウェイのほうは大物。計画も綿密にたてて仲間もいて狙う金額も何万ドル何十万ドルです。

そんな詐欺師だけどレベルの違う、やり方も違う、考え方もまったく違う二人が出会ってあれこれ衝突するって感じの展開。後半は若いIT長者から50万ドル引き出す競争をやって二人はお互いを出し抜ことやりあう。

目が見えないと嘘をついてターゲットに取り入るレベル・ウィルソン。目の治療に定評のある博士の治療をうけるために50万ドル必要とか適当な作り話でうまくやってたら、なんとアン・ハサウェイのほうはその博士のふりをしてうまくターゲットに接近する。

レベル・ウィルソンの作り話にうまくのっかってくるとはアン・ハサウェイやるねえって感じです。レベル・ウィルソンの目が見えないコント。アン・ハサウェイの適当な治療コント。いやー、おもしろいけどくだらない時間が過ぎていく。

まあそんで最後は実は彼女たちのほうがカモられてたっていうオチです。レベル・ウィルソンは小者。アン・ハサウェイは中者。そして上には上がいてメデューサといわれる伝説の大物詐欺師の孫が彼女たちをだましていたっていうね。

ラストは3人で新チーム結成でハッピーエンドです。まあ、詐欺師なんだけどそんな悪い奴らじゃないんすよねえ。とくにレベル・ウィルソンは純情なところがあるキャラクターで毒舌で傍若無人なんだけど、実はそれは防御反応でそうしてる人みたいなね。

アン・ハサウェイもプロだけど冷酷ではなく情けに弱いところもあるし。そんな感じの二人の魅力が楽しめる映画でした。


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