うーん、どうなんだろうなあ。出てくるキャラクターや出来事はけっこうおもしろかった。訳あり人間がホテルに偶然同じときに集結して、それぞれの思惑で動いて問題発生するっていうサスペンスなんだけど、ちょっとテンポがイマイチだったかな。
カリフォルニア州とネバダ州の州境にあるホテルっていう舞台設定からしてなんか期待させるんだけど、出だしが長い。電気掃除機のセールスマン、神父、マットレスをかかえた女性、若い女性などが部屋をとるんだけど、チェックインするまでがけっこう長いです。
早く始まんないかなあみたいな。始まると、彼らのほんとうの正体、目的が明らかになっていくのに身を任せておけばいいので気楽に楽しめます。
結末はとくにこれということもなく終わったかな。救いのない殺し合いの中を生き残ったのは、かすかな希望をもっていた歌手と救いを求めていた老人。