ツイッターでトラジディ・ガールズというアカウントを運営してる。そこで町で起きてる殺人事件の情報をのせて話題になって有名になろうってわけ。
町で連続殺人事件が起きてて、その殺人犯を彼女たちは捕らえることに成功する。殺人犯のほうがこいつらいかれてるって思うぐらい彼女たちは殺しに抵抗がありません。
捕まえてそのまま警察につきだしたら有名になれそうなもんだけど、なぜか連続殺人犯を監禁して飼う。まあ、囮に使った男が死んじゃって、バラバラにして薬品でとかすとかしたから警察につきだすのは無理か。
そんな彼女たちが邪魔者をそのつど殺ろして、その情報をSNSにのせてみたいな展開。
マッチポンプ。何人か殺してみるんだけど、なかなか話題にならなくて、うまくいかないねってどうやったらうまくいくのか試行錯誤するのをコメディタッチで描く。
元彼のイケメンバイク男。チアリーダーの嫌な女。消防士の男。
やっと注目を浴びれると思ったら、事故として処理されるとか、邪魔者が注目を横取りしてうまくいかないみたいな。
殺人シーンがかなり血がドバドバでてグロいんだけど、彼女たちの態度は軽い。大事をやってるという感じがしない。その落差がおもしろい、おもしろいというか、ひっでえなあって感じです。
動画編集をやってもらってる幼馴染の男友達ジャック・クエイドがいて、彼の親は保安官なんすけど、監禁していた殺人鬼が逃げ出して彼の家を襲撃。幼馴染を刺したんだけど、ブリアナ・ヒルデブランドがそれを救ったことで彼女は英雄として表彰されます。
思わぬことで注目を浴びることに成功した彼女。世は満足じゃって感じでチヤホヤされて気持ちよくなるんだけど、相棒のアレクサンドラ・シップはそれを快く思いません。
仲違いし始める。
そしてプラムの夜。殺人鬼と共闘した相棒がやってきてプラムパーティー会場は惨劇の舞台になります。幼馴染は主人公に、君はこんなことできる人じゃない、一緒に逃げようって言うんだけど、
彼女は子供のときに幼馴染の母親を相棒と一緒に殺したことが、最初の殺人だった。本性は完全に殺人鬼。自分の本性を思い出し、やっぱり相棒と一緒が一番だってことで、仲直り。
会場の扉を開かないようにして中で火事をおこして、全員丸焼けにして殺します。
最高の夜になったわあって感無量。惨劇はすべて殺人鬼がやったことになって、彼女たちは惨劇を生き残ったサバイバーとしてSNSで有名人になる。
望み通りにインフルエンサーとして有名になった二人は、さっそうと大学生活へと出発。大学でもトラジディ・ガールズをよろしくって感じでおしまいです。
映像は明るくてポップ。楽しい学園ドラマっぽいムードの中で展開する血みどろなホラー。まあ、悪趣味だけど、けっこうおもしろかったです。