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『野獣死すべし 復讐のメカニック』【映画のあらすじとネタバレ感想】



藤岡弘の野獣死すべし。大藪春彦の「野獣死すべし」は何回も映画化されてますね。仲代達矢も演じてたんじゃなかったかな。一番印象に残っているのは、松田優作のやつ。でもあれは原作のテイストとはかなり違うみたいです。伊達邦彦はクールに犯罪を遂行する男らしいんだけど、松田優作は病的な要素を追加して演じた。それがおもしろかったんだけど、原作ファンからしたら、全然違うって感じらしい。

この藤岡弘バージョンはどうでしょうか。なんかよくわからなかったなあ。どういう男なのか、特徴がはっきりしなかった。うーん、あえていうとマッチョ?もみあげが長いのか、長髪なのかよくわからない濃いヘアスタイルの藤岡弘。

表向きは英米文学の大学講師。だがその裏では復讐のための冷酷な殺人を次々と犯すクールな悪霊。女を利用してはすぐに処分。命乞いするおやじたちを容赦なく撃ち殺す。そこに藤岡弘の感情の機微は感じられません。

復讐して、やったぞ~っていう高揚もないし、虚しいぜみたいな黄昏もない。ただ淡々と計画をこなしていくって感じのトーンです。復讐のメカニックという題名はそういう藤岡弘のフラットな佇まいを表してるのか。

復讐って燃える感情から行われるようなイメージだけど、藤岡弘はクールに技師のように設計図を書き、準備し、遂行するみたいな。そういうクールさを見せたいということかな。

うーん、クールというより、逆に味気ない感じがしましたね。せっかく藤岡弘という濃い素材なのにあっさり風味に料理されてて、素材のアクの強さが生かされてないみたいな。ちょっと残念な野獣死すべしだったかな。

黒沢年雄が記者役で出演していた。他には村井国夫、加藤嘉、小松方正など。出演者はけっこう知ってる人いましたね。

最後、藤岡弘は小松方正を処刑して復讐を完遂させる。肩!手!足!と撃って最後は滅多打ち。藤岡弘完全勝利に思えたが、サーチライトに照らされて包囲されていることがわかる。警察の機動隊に包囲されていたのた。だったらなぜ警察は藤岡弘が復讐を完遂させるまで待ってたのか。

最後は藤岡弘は警察からの銃撃で蜂の巣になってエンド。クールに計画を成功させるかに思えたが、最後は破滅した。なんか意外なラストだったなあ。伊達邦彦はクールな超人。どんな窮地でも生き残るようなキャラクターだと思えたのだが。



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