資本が中国からでてるから舞台が中国になったのかな?ヒロインは中国人だし、ジェット・リーとミシェル・ヨーが主要キャスト。兵馬俑をミイラに見立てて、チベットみたいな雪山、雪男イエティなどが登場。
ハムナプトラシリーズってちゃんと見てないからよくわからないけど、話は続いてるみたいですね。1,2で冒険したブレンダン・フレーザーは平穏で退屈な毎日を暮らしていた。息子は中国で皇帝のミイラを掘り起こすことに成功。
退屈していたブレンダン夫妻のもとに、中国の秘宝ブルーダイヤを返還するという仕事がまいこんでくる。そして上海に飛ぶのだが、そのダイヤは皇帝のミイラを蘇生する鍵になっていて、皇帝をよみがえらせようとするやつらの悪だくみに巻き込まれていく。
その悪い皇帝役がジェット・リー。イメージは秦の始皇帝みたいな感じなんすかね?戦国時代を武力でねじ伏せて中国を平定、万里の長城も築いた。すべてを手に入れてあとは不老不死だけみたいになった皇帝。
ジェット・リーに不死の秘宝を探せと命じられてみつけたまじないし役がミシェル・ヨー。不老不死のまじないは見つけたけど、ジェットリーは悪なのでミシェル・ヨーは呪いをかけた。
それで兵馬俑みたいに彫像になって封じ込められてた。それが解除され、ジェット・リーは不死になるために軍団とともによみがえるって感じです。それをブレンダン・フレーザーたちが阻止するんだけど、銃とダイナマイトで応戦してるのが笑っちゃったなあ。
敵がおもいっきりファンタジーな存在なのに、それとやりやうのに普通にマシンガンとか爆弾とかで立ち向かってなんとかなってるという不思議。ジェット・リーは変身したりするんだぜ。三つ首ドラゴンとかになる。
それと薄着のブレンダン・フレーザーたちが普通に戦ってる。ジェット・リーが見かけ倒しでたいしたことないのか、ブレダンたちがマッチョですごいのか、どっちなのかみたいな。
映画内でのパワーバランスがよくわからない感じがしましたね。まあ、根性でなんでもやってのけるのがタフガイだぜ!って感じなのかな。マッチョタフガイの前では、2000年前からよみがえった魔物も魔術も関係ねえ。腕力おらおらおらっ!みたいな。
見どころはジェット・リーの七変化でしょうか。ジェット・リーなのでアクションシーンが豊富なように感じるんだけど、実はあんまりアクションはしてない感じがしました。CGで化け物に変身してからアクションする。
ミシェル・ヨーと一騎打ちするシーンとかありますけど、カメラの動きで激しいアクションに見せてるように感じる。ジェット・リーだからすごいアクションしてるんだろうと錯覚してしまうリーリンチェイマジック。