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『ビースト(原題:비스트/THE BEAST)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


悪徳刑事もの。二人の刑事を主人公に猟奇殺人事件の捜査の中で二人が何をしてどうなっていくのかを見せていくダークノワール。一人の刑事は犯罪者を情報提供者にして違法性の高い捜査をやっていくダーティー・コップ。もう一人は表向きは正反対でルールにのっとってやる真面目コップ。二人はかつてコンビを組んでいた。

まあ、そういうタイプの違う過去に因縁のある二人の刑事が猟奇殺人事件の捜査をすすめていく中でいろいろあって、いろいろやるわけです。二人は正反対の刑事だと前半は思えるんだけど、後半、実は両方とも悪徳警官だったとわかる。

反目し合った正反対の刑事かと思いきや、なんだ似た者同士だった。二人とも悪党なんだよ。同族嫌悪っていうやつなんだろな。過去になんかあったみたいですけど、詳しいことはわかりません。犯罪者と対峙するには自らも悪に染まらなければならない。どっぷり悪に染まっちゃってる二人の刑事。

とにかく悪いことします。死体を処分。証拠をすり替える。猟奇殺人事件とは別に情報提供者関係の揉め事を収めるのに必死です。や、やべえ~、このままではオレは破滅しちまう~って焦りまくりで隠蔽工作に走り回る。

その間も猟奇殺人の捜査はちゃんとやります。容疑者がいるマンションがいろんな犯罪組織の巣窟になってる犯罪マンションで、猟奇殺人犯だけでなく、麻薬組織のアジトでもあって、警察側でも揉めます。せっかく潜入捜査で麻薬の取引の全貌を解明できそうなのに、突入とかされたら困るからやめろと。

警察内部の部署違いの縄張り争い。刑事ドラマでよくある要素が全部入ってる豪華な刑事ドラマ映画だったなあ。刑事の堕落。猟奇的な犯罪。刑事同士の争い。

猟奇殺人事件の犯人もしっかり目立ってました。少女をさらってきてバラバラに処理する。そのときの音を録音してコレクションしてるやばいやつです。

やばい事件を捜査しながら、情報提供者が暴走してやばいことになって、麻薬組織からもやばいことになる刑事。その様子を疑いの目で見てカマかけてくる元相棒。精神は爆発寸前です。

ボロボロになりながら、猟奇殺人の犯人にたどり着いて結果的には事件解決。でも死んじゃうけどね。元相棒がすぐに救急を呼んでいたら助かったのだが、元相棒は刑事にここで相打ちで死んでもらったほうが、自分が出世できるしうまく話がまとまるということで見殺しです。

若い刑事が死んだり、いろんな人間が犠牲になって事件は終結した。悪徳刑事が一人死に、悪徳刑事が一人出世した。それだけ。これで終わりじゃないという後味の悪さ。


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