ナオミ・ワッツの息子は父親が死んでからうつ病ぎみで学校をサボりがち。寝坊している息子に、今日は学校行きなさいよと起こしてナオミ・ワッツは朝のジョギングに出かける。スマホであちこち電話してその日の用事を片付けながらのジョギング。
どこまで遠くまで走ってるんだってちょっと不思議に思ったけどね。家の近所の森を回ってるのかと思ったら想像以上に遠くまで走ってるみたいでした。そしたらさ、学校で銃撃事件が発生したのがわかる。家で寝てるはずと思った息子は車を運転して登校したらしいとわかる。
息子に電話しても出ないし、状況がよくわからない。いったん家に帰ればいいのにって思うんだけど、すごい時間かかるみたいで、学校へ向かって走るナオミ・ワッツ。その間にスマホでいろいろ情報入ってきて事件がどうなってるのかわかっていくという構成です。
焦ってるせいなのか、蹴躓いて足を捻挫して引きずってしまうナオミ・ワッツ。走り慣れてないのかな。ジョギングは日課でやってるっぽいのに。もう一度、盛大にこけて頭を石に強打して朦朧としたりもします。
走るのは下手なのだが、スマホは上手に活用してあちこち電話してうまく情報を得ます。すごい。これがスマホ世代のiPhone無双かみたいな。警察から電話かかってきて、息子が銃器をもってないかとか爆弾もってないかとか病気で薬飲んでないかとか聞かれます。
もしかして息子が銃撃事件の犯人なのではと思って絶望するナオミ・ワッツ。まあ、すぐに違うってわかるんですけどね。違うとわかったナオミ・ワッツはげきおこです。なんで息子を犯人扱いしたのかと刑事に電話でブチギレ。
ジョギングでランナーズハイになってるからなのか、ころんで頭を強打したからなのか、暴走して独自捜査を開始する。現場近くの自動車工場のやつに、警察が調べていた4台の車のナンバーを調べて持ち主の名前と住所を調べさせる。
車検情報を照会すりゃわかんだろってゴリ押し。それでゲットした名前と住所を使って納税情報にアクセスして電話番号をゲット。なんかナオミ・ワッツは税務署かなんか勤務らしいです。電話で同僚に調べさせてました。違法だけど。
息子が無事かわからないし、犯人あつかいされてブチギレてるので、違法行為とか関係ありません。そしてゲットした犯人らしきやつの電話番号に電話するという暴挙にでます。いや、あかんでしょ。
犯人は食堂勤務の男で、学生がちゃらちゃら楽しそうにしてるのに反感をつのらせて犯行に及んだらしいのです。そんなやつのところに、人質の母親です、息子は大丈夫なの?あなたの助けになれるわとか電話したら刺激してやばいことなると思う。
大したことはなせずに電話は切れる。そして刑事から電話で勝手なことしないでくれ、息子さんたちを危険にさらしたんだぞと怒られる。そりゃそうだ。
なんだけど、刑事から協力を要請されます。また電話してくれって。電話して時間稼ぎしてるあいだにSWATによる突入をするからということで。なんだそれ。余計なことすんなって言ったばかりなのに、また電話してくれってどうなってんだ。