怠惰なジャンキーに見えた男が、実は復讐の鬼と化した男だった。ヴァル・キルマーはどっからどうみてもゴリゴリのジャンキー。体中に刺青入ってるしファッションもロックテイスト。ごつい指輪にツンツンヘアー。
ドラッグでハイになり、売人と取引して、売人を刑事に密告。どっからどうみても廃人ジャンキーなんす。そういうジャンキー生活を前半は描く。
最初に、ドラッグの歴史をチュートリアル映像で見せてくれる。日本から始まったとか言ってたけど、ほんまかな?そういや、昔の日本はヒロポンっていって覚醒剤が合法クスリだったとかっていいますもんね。
けっこう長いよ、ジャンキー生活の描写。中盤から後半、実はこういうことだっていうのがわかる。
ヴァル・キルマーは売人家で銃撃戦に巻き込まれて妻を殺された過去がある。あれはなんで売人の家にヴァル・キルマー夫婦が居合わせたんだろ?ヴァル・キルマーが道をきいてトイレ借りてたから、偶然便所借りた家が売人の家だったということかな。
そこに覆面の二人組が襲撃にあらわれて、銃撃戦になる。ヴァル・キルマーは生き残って、犯人を自分で探して復讐することにします。
悪徳警官二人が犯人だと目星がついたが、確証を得るためにジャンキーのふりして刑事に接近したってわけ。それにしてもそこまでやる~?って感じっすけどね。
妻が死んだときに、トランペッターのヴァル・キルマーも死んだってわけか。だから別人になることも難しくなかったってわけか。
最後はFBIも絡んでくるんだけど、ヴァル・キルマーは自分自身で決着をつけることにして、刑事たちを取引現場に誘いだし、撃ち殺す。復讐はとげたが、むなしさだけが残る。
デボラ・カーラ・アンガーに騙されて、売人に撃たれて部屋が火事になって、おれももう終わりかってなるんだけど、ジャンキーのふりしてるときにできたダチが助けてくれて助かる。
ちょっとほっこりっていうか、希望がある終わり方でした。
うーん、復讐ものっていうか、ジャンキー映画でしたね。ジャンキー描写が充実しすぎてて、ドラッグ映画としてのおもしろさはありました。
フルメタル・ジャケットのほほえみデブ役のヴィンセント・ドノフリオがつけ鼻の売人役で出てきて怪演してたなあ。