秘密の任務でバッグを持って爆撃機に乗り込む。銃座にクロエ・グレース・モレッツが座るんだけど、ほぼその場所の映像だけで前半は進みます。他の乗組員たちとは無線で声のやり取りするだけ。これ低予算映画なのかなって思った。
男の乗組員たちの、下品なやり取りを呆れて聞きながし、わたしは任務をちゃんと遂行したいのよと強気なクロエ・グレース・モレッツ。爆撃機は日本軍の戦闘機と遭遇したり、悪鬼グレムリンと遭遇したりします。
グレムリンといったら、映画の「グレムリン」を思い浮かべるけど、もともとグレムリンって悪さをする小悪鬼のことらしいですね。戦争中に戦闘機乗りが目撃したりとかもあったんじゃなかったかな。
銃座の出入り口のレバーが折れちゃって、クロエ・グレース・モレッツは出られない。そこにグレムリンが襲ってきたりとかします。それで中盤、バッグの中身がなんなのかという話になってバッグを開けるとそこには赤ん坊が入っていた。
クロエ・グレース・モレッツが乗組員の一人と不倫してできた子供だったっけ?なんか適当に見てたからよくわからなかったけど、そんな感じだったと思う。偽の任務をでっち上げて薬で眠らせて飛行機に乗って逃げようとしたかなんかだったと思う。
いかれてる。それでグレムリンが襲ってきて、バッグごと赤ん坊が飛行機から落ちそうになってそれをクロエ・グレース・モレッツがなんとか防いでとかのアクションがあります。
バッグの赤ん坊を助けようとして、クロエ・グレース・モレッツが落ちる~ってなるけど、下にいた日本軍の戦闘機の爆発の爆風で押し戻されて飛行機の中に戻って来るとかもあります。いやー、そんなのあり?って感じでちょっと笑ったけどね。
けっこうな高度の上空で飛行機の外にぶら下がったりするんだけど、全然、風が吹いてるようには見えないのがおもしろい。無風。
グレムリンも日本軍もやっつけて、飛行機は墜落して不時着。しつこく襲ってくる生き残りのグレムリンをクロエ・グレース・モレッツが素手で圧倒して滅殺。赤ん坊に母乳をあげて母は強し、女は強しって感じでエンディングです。
エンディグロールは、あれ実際の映像なんですかね。女性軍人たちの映像が流れます。第2次世界対戦では女性兵士もたくさん従軍してたのかあ。
戦争の記録映像とかでは、ほとんど女性兵が出てこない。でも実際はけっこう女性兵士もいたのかななんてことを思った。
この映画は奇妙な映画だと思ったけど、女性の強さを描いてる映画なんだなと思えばけっこう見れるかな。