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『異邦人(原題:Lo straniero/The Stranger)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


カミュの小説をルキノ・ヴィスコンティ監督、マルチェロ・マストロヤンニ主演で映画化。海で女とキャッキャしながら泳いでるのが楽しそうだなあっていう感じです。小説は有名ですよね。

今日ママンが死んだ、で始まるんだっけ。それで殺人を犯すんだけど、理由を問われて太陽がまぶしかったからとかなんとか言ったとかいう話じゃなかったっけ。

題名とぼんやりとしたあらすじは知ってるけど、ちゃんと読んだことは一度もない古典作品のひとつですね、カミュの異邦人は。読むのは大変だけど、映画なら2時間ぐらいですむのでがんばって見てみました。

うーん、なかなか難しいですね。後半、裁判になってから死刑を待つ間とかのシーンがなかなか小難しい感じがしました。前半はけっこう楽しかったです。海外旅行気分を味わえる。歴史ある町並み。海、太陽、躍動する人間たち。

海水浴シーンがなんかほんと楽しそうでね。マルチェロ・マストロヤンニとアンナ・カリーナが楽しくて仕方ないって感じで羨ましい。まあ、マルチェロ・マストロヤンニ演じる主人公の男はちょっと変わってるけどね。

なんかもう、なにもかもが無意味に思えてしまう男なんすよ。アンナ・カリーナに結婚しましょうって言われても、そんなの無意味だよ、君がのぞむんだったらしてもいいけどって感じで乗り気ではない。

愛してるって聞かれても、いや愛してないって言っちゃう。でも、アンナ・カリーナとやることはやるし、普通の結婚間近のカップルに見えるんだけど、心が死んでる。

上司からフランス支社で働かんかと言われても、出世とか無意味なんで興味ないっすわって断る。愛も金もなにもかもが無意味に思える。

母親の死ですら、なにも感じなくなっている。裁判で母親の死を悲しまないことを責め立てられる。葬儀で母親の顔も見ず、コーヒー飲んでタバコを吸ったことを責められる。葬式の翌日に海水浴行ってコメディ映画を見ていたことを責められる。

検察官がマルチェロ・マストロヤンニがいかに冷酷で残忍な人間かというのを強調するために母親の葬儀での態度をあれこれつっついていく。

まるで殺人の罪ではなく、母親の死を悲しまないことの罪を裁かれているようだ。それで死刑になる。

うーん、どうだろう。夏の旅行気分を味わえる映像はよかったですね。でもマルチェロ・マストロヤンニの演技とかはちょっと臭い感じがしたかな。アルジェリアが舞台ですよね。登場人物たちはイタリア語を喋ってるんだけど、口の動きとあってない。

なんか変だなと思ったら、役者たちはフランス語を喋ってて、吹き替えでイタリア語にしてるようです。アルジェリアはフランス領だからフランス語なのかあ。演技がくさく見えたのは、吹替の声優の演技が大げさだからなのかも。


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