昔は食べてたけど、今は全然。久しぶりにどんなもんかなと思って買って食べてみました。持ち帰りで吉野家の牛丼並盛が税込価格489円でした。最近、値上げされたんだっけ?最後に食べたときは300円してなかったような。
自分が子供で若かったときは、ファーストフードの価格破壊がすごくてマクドナルドのハンバーガーが1個100円以下、85円とかの時期があったような記憶があります。牛丼もやたらと安かった記憶。円高がすごかったからなあ。
それが今や500円をこえそうな価格になっている。まあ、よく考えたらけっこうしっかりした牛丼が300円とか280円とかで食べれるというのが、異常だったんだ。どんな天国だっていう感じですけどね。吉野家は速くて安くてうまいの象徴でしたねえ。
それで久しぶりに吉野家に入店。テイクアウトでと店員さんに言うと、備え付けられたタブレットで注文してくださいと言われました。吉野家もタブレット注文なんだ~って時代の変化を感じました。昔は吉野家は店員さんに口頭で注文するスタイルでしたっけ。
そんなこと思いながら、タブレットで注文しようとしたんだけど、タブレットの画面が消灯したままでうんともすんともいいません。指でつつこうがはじこうが無反応で真っ黒の画面を映し続けるタブレット。
えーっと、あのー、これー、画面がつかないんですけどーって店員さんに言うと、店員さんがガチャガチャやってみるけど画面がつかない。なんかタブレット端末の不調のようで、こちらで注文伺いますと言われて口頭で注文。
やっぱり吉野家は店員さんにチョクで注文するもんだね。タブレットなんかいらんかったんや。
そして数分もたたずに並の持ち帰りができあがり。早い!お客が他に3人ぐらいしかいないすいてる時間帯だから速かったですね。
持ち帰ったのがこちら。牛丼の並。紅生姜と一味が一袋ずつ付属。容器そのままをスケールにのせて重さを計ったら375gでした。
蓋をとったら牛丼だ。いい感じに煮込まれた牛肉と玉ねぎ。うまそうです。ごはんもけっこういっぱい入っているよ。
紅生姜と一味をぶっかけて数十年ぶりの牛丼をかっこみます。いやー、うまいですね。値段は上がってるけど味は変わってない。今も昔もおいしい牛丼だった。
量もちょうどよかったです。若いときの自分だったら、もう1個食べたいなと思ったとおもうけど、年老いた今の自分にはこれぐらいがちょうどよい。
これが500円なら、安いということはないけど、高いということもないかなと感じました。これが600円とか700円とかになっちゃったら、ちょっと躊躇しちゃう感じかな。
しっかし、これが数十年前は300円しなかったというのはすごいですね。280円とかだったらすごいお買い得すぎる。物価が異常に安かったんだなあ。
完食後の容器を計ってみると7.5gでした。
クーポン付きのチラシが入っていたので牛丼以外のメニューを見てみると、から揚げ丼なんかあるんだ~。自分が子供のころにはなかったような気がしたけど、昔からあったっけ?黒カレーとかもある。これも昔はなかったような。
昔は牛丼だけじゃなかったっけ?そんなことなかったでしたっけ?記憶がはっきりしないなあ。吉野家といえば牛丼のイメージしかないや。それが狂牛病かなんかのときに牛じゃなくて豚を使った豚丼を出したのが話題になったのをぼんやりと覚えているが。
吉野家では牛丼しか食べたことないや。カレーとかから揚げとかいつから始めたんだろう。から揚げ丼は牛丼より高いけどおいしいのかな。食べてみたいですね。メニューを増やさないと厳しいのかあ。牛丼オンリーでは厳しかったのかな?
牛丼しかメニューがなかったら子供がいるファミリー層に来てもらえないからなのか。まあ、吉野家の客って男しかいないイメージは確かにあるなあ。おっさんが勢いよく牛丼をかっこんですぐに食べてすぐに席をたつ。
忙しい働くおっさんの食料補給所みたいなむさ苦しさ。まあ、むかしのしゃかりきサラリーマンみたいなのがいっぱいいた時代には牛丼のはやいやすいうまいがぴったりだったんだ。
今はそういう時代じゃないもんなあ。急いで飯食わないといけないほど景気がいいわけでもなく、あれもこれもいろいろ食べたいという欲張りおじさんも多いし。
久しぶりに食べた吉野家の牛丼で価格やメニューの変化を感じていろいろと時代の流れを感じちゃったな。