ソンドラ・ロックはマフィアと刑事の汚職を暴く証人で、出廷させたくない汚職刑事が護送中に抹殺しようと計画する。
クリント・イーストウッドはダメ刑事なのでこいつなら簡単に始末できると抜擢された。しかし、予想にはんしてクリント・イーストウッドががんばる。
上司にはめられたとわかって、このままでは終わらねえぞとバスで市庁舎に正面から乗り込むことにします。ソンドラ・ロックとは最初いがみあってるけど、敵に一泡吹かせるということで意気投合。
すべてをこの男にかけるとソンドラ・ロックが腹くくる。マフィアがこの護送が成功するか失敗するかを競馬の賭けに偽装してやってんの。倍率100倍だっけ。みんなが失敗に賭けてる。
それにソンドラ・ロックは全財産の5000ドルを勝ちに賭けます。自分たちが生き残ることにフルベット。
結婚を約束する。家も車も子供も手に入れたいねって結婚後の夢を語りあう。運転席を鉄板で補強したバスで市庁舎へ向かう中。とんだハネムーン旅行だね。まだ結婚してないけど。
市庁舎前では警官隊が待ち受けていて、汚職上司の命令によって、バスが銃弾の雨あられで蜂の巣になる。なんとしても殺せという命令が出ていたのだ。
しかし、クリント・イーストウッドとソンドラ・ロックを仕留めることはできず、ぼさっと突っ立ってる警官隊のなかを二人が進む。
そこに汚職上司と汚職検事補がやってくる。検事補に銃をつきつけてすべてを話せとおどして、全部汚職上司の仕業だと自白。やめろ~っと汚職上司が検事補とクリント・イーストウッドを撃つ。ソンドラ・ロックが汚職上司を撃つ。
死んじゃいやよってクリント・イーストウッドを揺り起こすと、大丈夫でボロボロになりながらも二人は寄り添って歩いていく。おしまい。
リアリティよりも思想や概念を優先した作りになってましたね。
権力の上層部が腐敗してると、現場の警官はよくわからないまま命令に従って不正義に加担することになる。罪のないクリント・イーストウッドたちに銃を向けて発砲する怖さ。
権力の盲目、危なさみたいなのをああいう銃弾の雨で表現してる感じです。リアリティはまったくない。
恋愛の困難をこういう刑事ドラマにして見せてるのかもしれない。これから一緒に人生を歩むぞと決心した男女の前には、銃弾の雨あられを浴びせられるほどの困難が待ち受けてるぞっていうね。
結婚の厳しさを、ああいう銃撃で表現した恋愛ドラマなのかもしれない。
お互いを信じて、ふたりの人生に自分自身の命を賭ける。そこまでやる覚悟があれば乗り越えられるってわけ。
でもこのあとあの二人がうまくいって幸福になったかどうかは不明。結婚って厳しいなあ。