河原崎建三が倍賞美津子が副業でコールガールやってると疑ってもめて最後、清川虹子が男と女とはどういうものかっていうのを皆の衆に知らしめて、うまくまとまってハッピーエンド?ハッピーなのかどうかはよくわからんけども。
河原崎建三は工場勤務のクラシックとゲーテを愛するなよなよボーイ。父と兄が酔って騒いで喧嘩するのが嫌で嫌でたまらない。こんなの家庭じゃない。家庭は家族の団欒の場だろ?かあちゃんなんで黙ってるんだって。
母親の清川虹子はなにもいわず黙ってはんだ付けの内職とかしてます。あれなんだろ?ハンダしてるんだけど、内職だよね?昔、はんだ付けの内職とかあったんかな。今もあるのかな。
河原崎建三はヘッドフォンでクラシックを聞いて現実逃避。かあちゃん、おれ家を出ていくよ!って愚痴をこぼすけど行動にはうつせません。ヘタレなので。兄貴は渥美清です。おしゃべりで乱暴者で陽気なダンプ乗り。
ファッションが変。あみあみのシースルーのシャツを着ている。なんなんだ。当時、ああいうシャツが流行ってたとか?
倍賞美津子は四つ菱だっけかの工場勤務で女子寮住まい。河原崎建三と知り合って二人はアツアツで交際は順調だった。金網越しにキスをして河原崎建三の顔にフェンスのあとが残るほど、河原崎建三は倍賞美津子に夢中です。
誕生日プレゼントとしてゲーテの詩集をおくります。
よーし、おれ彼女と結婚するよって鼻息あらい河原崎建三なんすけど、渥美清がゲーテの詩集を持ってる。自分がプレゼントしたものそっくり。話をきくとコールガールのもってた本だとかで、彼女は四つ菱勤務でかわいくてとかで、
もしや倍賞美津子ではないのかと疑い出す。彼女が自分に内緒でコールガールやってる。そう思うとショックで冷静さを失う河原崎建三。倍賞美津子に直接問いただすこともできず、もんもんと一人で感情を煮えたぎらせる。ヘタレなので。
実際、コールガールなのは倍賞美津子の同僚の沖山秀子なんだけど、勘違いしたままのすれ違いが続きます。河原崎建三は自殺を考えるほど思い詰める。
まあ、いろいろあって誤解はとけるんだけど、わたしのこと疑って最低!ってことで破局すんぜん。渥美清は沖山秀子といっしょになろかって盛り上がってたけど、河原崎建三と倍賞美津子がコールガールのことでもめてるから、
コールガールやってたら悪いのかって怒ってもめだす。
父親、渥美清、河原崎建三、倍賞美津子、沖山秀子らが家で騒いでもめてるところを、今まで静かになにも言わなかった清川虹子がコロッケでも食って話しろってさとす。
渥美清は実は別の男とのあいだにできた子供だと爆弾投下。夫の好き勝手を今までなんも言わなかった母ちゃんの重たい一撃にノックアウト寸前のとおちゃん。
家を出ることを決意した河原崎建三。これでわたしの重荷はおりた、明日から自由にさせてもらうよっていう母ちゃんになんもいえない夫。
黙ってなんも言わずに静かにしていた清川虹子がここぞというときに攻めにでて、男どもをうちのめしてしまう。ここぞというときまで耐える。それが女は度胸っていうことなのかなあみたいな。
なんだか主役は清川虹子みたいだった。派手にやるのは最後だけなんだけど、清川虹子が全部もっていってしまった。