キアヌ・リーヴスはアメフト選手なんだけど、元アメフト選手です。今はお金持ちのヨットの管理人かなんかしてほそぼそ暮らしてる。そんなとき、アメフトチーム、ワシントンセンティネルズの選手たちがオーナーと年俸でもめてストライキに突入。
またさ、この選手たちがめちゃくちゃわかりやすく嫌なやつらでベタベタな悪役やってます。
チームは残り試合で何勝かすればプレーオフ出場も狙える状態。オーナーは代理の選手を集めて残り試合を乗り切ることを名コーチのジーン・ハックマンに依頼する。それでキアヌたち代理の選手たちが集められるってわけ。
みんなわけあり選手です。刑務所に入ってるやつとか、猪突猛進警官とか耳が聞こえないやつとか、元サッカー選手でバーやってるやつとか、クラブの用心棒してる兄弟、元相撲レスラーの日本人とか、足がめちゃ速いコンビニ店員とか。
相撲取りのやつけっこう出番多くて、中国人あつかいされて、日本と中国は別の国だとか日本いじりやってたけど、なんか知らんけど口癖で、ナンデスカーってよく言ってたのがわけわからなくておかしかった。ごっちゃんですはわかるけど、なんですかってなんですか?
能力は高いが、癖が強すぎてアメリカンフットボールを続けられなかったやつら。一度挫折を味わった彼らがもう一度アメフトでリベンジするってわけ。
野球映画で「メジャーリーグ」っていうのがあったけど、あれのアメフト版だと思えばわかりやすいかな。
キアヌはQBです。アメフトの花形ポジションといえばクオーターバック。いい腕なんだけど、過去にここぞというときにヘマしたかなんかで、それが心残りになってる。
まあ、負け犬オーラを漂わせているキアヌなんだけど、イケメンなのですぐにチアリーダーやってるブルック・ラングトンに目をつけられて、いい感じになります。
アメフトはもっともマッチョを感じるスポーツだけど、それを応援するチアリーダーもすごいマッチョでした。マッチョというか肉食系?男をどんどんガブガブいくみたいな。
チアリーダーの衣装も腹出しで布の面積ちっさ!って感じでイケイケすぎた。今もアメフトのチアリーダーってあんな衣装で踊ってるのかな?
まあ、そんで寄せ集めの急ごしらえのごった煮チームにしてはじょじょにチームワークもとれるようになり、バーで嫌がらせしてきたストライキ組とケンカしたことでハートもひとつになり、代理選手チームは快進撃を続けます。
次の大事な試合っていうときに、ストライキしていたQBがスト破りをしてチームに戻ってくることになります。オーナーはキアヌじゃダメだ、こっちを使えってジーン・ハックマンに命令する。
いや、キアヌじゃなくちゃダメなんだ、おれに全権を委任するっていったのに嘘か、キアヌにはハートがあるってジーン・ハックマンはさからうけど、しがない一時雇いの身、命令には従わないといけなくて、キアヌはいったん身を引きます。
おれはテレビで見てるから、おまえらがんばれよって。
そんで試合になったら戻ってきたQBがさえないプレーを連発。こいつじゃダメだ、いまチームに必要なのはハートだってレポーターのインタビューにこたえるジーン・ハックマンを見たキアヌはスタジアムに急行。
チームのみんなもキアヌをむかえいれてテンションバク上がり。キアヌも入場してブルック・ラングトンとぶちゅーっと熱いキスをかわす。
クビになった夜にデートの約束してたけど、すっぽかしたのごめんごめん、もう迷いはないぜ、おれはやるぜって、テンションバク上がり。
それで見事なパスを投げて、耳が聞こえないやつがパスを受けてタッチダウンでチームは勝利する。うひょー、おれたちやったぜと歓喜にむせぶ訳あり代理選手たち。
ジーン・ハックマンのナレーションで、代理選手たちがこのあとCM契約したり選手としてもどったりとかはしなかった、彼らのもとの生活にもどっただけだ、しかし彼らはなしとげ、一番大事なものを手に入れたのだ的なことを言っておしまい。
まあ、シリアスさは微塵もない適当な話と展開ってかんじなんすけど、なんか嫌いではない、この軽さってかんじでした。
キアヌなんかまったく役作りしてない、普段のキアヌそのまんまってかんじだった。なんかキアヌ・リーヴスってどの映画見てもあまり外見をその映画にあわせてかえないなって思う。髪型とか服装とかもっといろいろあってもいいのに。
いつもおんなじボサボサ頭だったりひげぼーぼーだったり。昔からそうなんだな。