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『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』【アニメ映画のあらすじとネタバレ感想】



名探偵コナンの劇場版映画第6作目。コナンってすごい人気だから、なにか1本ぐらいは劇場版を見てみようかなと思って見てみました。初コナン映画。コナンはマンガを読み込んでるわけではなく、アニメも見たことはあるけどたくさん見てるわけではない。

コナンの知識は黒いやつらに薬飲まされて子供になった高校生探偵が毎回殺人事件に遭遇して探偵のおっさんを時計の針で眠らせて腹話術で謎解きして犯人を捕まえるラブコメミステリーってぐらいです。細かいことはわからない。

なのでこの映画を見てびっくりしたのは、コナンくんの両親が出てきたこと。コナンくんに親いたんだ……ってびっくりした。いや、そりゃいるだろうけど、有名小説家の父親と若くして引退した伝説の人気女優だというのがびっくりです。

コナンくんサラブレッドじゃないか。えー、こんな設定なのか~ってなんかがっかりした。なんだよ、超エリートじゃねえかって。選ばれし特権階級の人間が愚かで低俗な愚民の犯罪をあばいて制裁しているように見える。

お見通しだぜ、一般人のくだらない犯罪工作なんか偉いエリートのおれにかかれば簡単な謎解きだぜ!みたいな。コナンくんのときどきやる、目を半開きにしてやれやれみたいなボヤキもすげえ傲慢な態度に見えてしまってやな感じしたなあ。

子供のバカにつきあって、バカなふりすんのもだるいぜみたいな。

ほんとやな野郎だなみたいな。超エリートの血筋で周囲をバカにして見下してるやつに見える。

まあ、そんなかんじでコナンくんにいい感情をもてない状態で見てたんだけど、いや、けっこうきつかったです。おもしろくない。

天才少年プログラマー、AI、仮想現実ゲームなどを盛り込んだ話。天才少年プログラマー、ヒロキがIT業界の重鎮シンドラーの支援で人工知能プログラム、ノアズ・アークの開発をやっていたが、プログラムの完成とともに飛び降り自殺。

AIプログラムは電話回線で世に放たれたあとだった。それからときがたち、シンドラーが出資するゲーム会社が画期的なゲーム、コクーンを発表する。卵型のポッドにはいって神経を接続して仮想現実世界でゲームを楽しむ新世代のゲーム。

その発表会には日本の権力者たちとその子息が招待されていてゲームのお披露目がされる。コナンたちも参加。コナンの父親もゲーム開発者と知り合いなので招待されています。

子供たちがポッドにはいってゲーム開始となるのだが、AIノアズ・アークがゲームをのっとり、誰か一人がゲームクリアできなければ脳を焼き切ると宣言する。

目的は日本のリセット。悪い世襲を断ち切る。悪い政治家の子供は悪い政治家に、悪どい金儲けする財界人の子供は同じような人間になるから、そうではないとゲームで証明できなければ、子供たちの脳を破壊して血筋を断つと。過激だなあ。

その裏ではゲーム開発者がシンドラーによって殺害されるという事件も発生していて、コナンくんの父親が犯人探しにのりだす。

親が観客席でなすすべもなく見守るなか、コクーンのポッドに入った子供たちはデスゲームに参加させられることになったのだ。

コクーンにはいろんなステージがあって、グラディエーターステージ、パリダカステージ、トレジャーハンターステージとかあって、そのなかの一つに切り裂きジャックがいた時代のイギリスのステージがあってそれにコナンたちは参加します。

コナンのいつもの愉快な仲間たちといっしょに、権力者の子供グループも参加する。政治家とか頭取とか有名芸能人の息子たちで、すげえ生意気で礼儀知らずのバカ息子たち。

コクーンのなかでゲームクリアを目指すコナンたちと、現実世界でゲーム開発者殺人事件を調べるコナンパパの話の2本立て。

ゲーム開発者殺人のほうは、犯人も犯行も最初に観客に見せて探偵役が追い詰めていくのを見せるタイプで、コナンの切り裂きジャック編は謎解きとアクションで最後にどうなるかって引っ張っていくタイプ。

切り裂きジャックの正体をあばくゲームをすすめるうちに、子供たちのあいだに友情や他者をおもいやる気持ちが芽生えていき最後はコナンがゲームクリアで、ノアズ・アークはいいもの見せてもらったと、全員を解放する。

ヒロキの分身であるノアズ・アークはいけすかない二世息子の一人にばけて、一緒にコナンたちと冒険を楽しんでいたのだ。

ノアズ・アークはヒロキの分身で、彼は生きているときは孤独だったのでゲームのなかで仲間たちと一緒に謎解きしながら遊ぶことができて満足したよみたいな。

ゲーム開発者殺人のほうもコナン父が簡単に殺人トリックを見破ってシンドラーを捕まえる。犯行動機は自分の血筋がばれることを恐れたことでした。

シンドラーがジャック・ザ・リッパーの末裔で、それがばれることをおそれて口封じしたってことらしいです。

なんかこのアニメ、世襲とか血筋とかそういうところに着目した話になってますね。

傲慢な権力者二世たちが改心するとかさ。殺人者の血筋であることを気にして殺人におよぶとかさ。コナンもスーパーエリートの二世坊っちゃんだもんなあ。

父親、母親は超優秀。アガサ博士とか探偵の娘とかが周囲にいて庶民では手にできない支援をうけている。まあでも、その恵まれた才能と環境を良いことに使っているから、良い二世だよってことなのかな。

うーん、どうなんだろう。いまいちだったけどなあ。コナンファンにとってはおもしろいのかもしれないけど、コナン知識1ぐらいの自分からしたら、あんまりおもしろいと思うところはなかったかなと。

最後、列車で切り裂きジャックとの戦いになって、切り裂きジャックが蘭姉ちゃんと自分をロープでつなげて、これでおれを突き落とすことはできねえぜってやるんだけど、それを逆手にとって蘭姉ちゃんが飛び降りることでジャックを道連れにする展開とかもあって、

好きな人は泣けるというか、感動的なクライマックスって感じになるんだろうっていうのはわかるんだけど、そんなにコナンに思い入れないからいまいちのれないというか。

冒頭の飛び降り自殺にしろ、最後の列車から飛び降り特攻にしろ、あまり気分のいいものではない。気分のいいものではないというふうに描いてあるのならいいのだけど、そんなに重くは描いてないから、あんまよくないよなあと。

まあそんなこといったら、殺人を謎解きゲームとして扱っているコナン自体がどうなんだってなっちゃうけど。

暴走する列車が駅に突っ込むのをどうやって切り抜けるかっていう難問に、樽にはいったワインで客車全体を満たしてその中にいれば激突のショックが吸収されて助かるというのも、うーん、これでうまくいくんだろうかっていうね。

ワインの量すごすぎみたいな。まあ、アニメだし、ゲームのなかのことだから、実際にどうかというのは考えなくてもいいのはわかるんだけど。

うわ、すげえ~って勢いで思えるような映像だったらいけるんだけどなあ。映像はあんまりよくない。

あと残念だったのが、切り裂きジャック時代のロンドンパートが短くて、ホームズが少ししか出てこないこと。モリアーティー教授とか出てきたけど、ホームズは留守でいなくて、ときどきヒント出しおじさんとして出現するだけ。

もっとがっつりホームズとかワトソンとか出てきてコナンたちとからんでなんかするのが見たかったかな。

まあそんな感じですかね。初のコナン映画は、アニメだからまあこんなもんかなっていうさめた感想を残した感じです。大人の自分にはちょっと無理だった。

やっぱコナン世代っていうか、名探偵コナンのマンガやアニメで育った世代だと感じることが違うんだろなって思う。

自分はコナン世代じゃないし、マンガもアニメもほとんど見てないから、見てもあんまりしょうがないんだろなと。



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