おもしろいやつっていうほどおもしろいことするわけでもなく、変人なんだけど、奇想天外なほどではなく。うーん、このキャラなんか中途半端じゃないかって。
前半はピーウィーが起床して身支度して自慢の自転車にのって買い物にでかけて自転車が盗まれる描写。これがきついです。うーん……ってなる。見るのやめよかなって4回ぐらい停止した。
ピーウィー・ハーマンっていうキャラクターの造形がいまいち固まってないような気もするし。どんなやつなのかはっきりしない。普通に喋ることもあるし、変なうめき声?みたいなのでやりとりすることもあるし。
ピーウィーといえば、これ!っていう仕草や佇まいがない。ただの変な人。
見た目は蝶ネクタイに細身スーツに短髪。年齢不詳。もしかしてすごい若いのか。子供か?いや、よくわからないが、一人暮らしなので大人なのだろう。
自慢の自転車は白と赤のツートンカラーでハンドルのところにトラだかライオンだかの顔がついてて、あちこちにボタンがあって仕掛けがついてる。
自転車をとめて、鎖ぐるぐるまきで施錠して、手品ショップで買い物して、自転車屋で買い物して帰ってきたら鎖を切られて自転車が盗まれている。
まあ、盗んだやつはすぐにわかるんだけど、ピーウィー・ハーマンのあまりの執念が怖くなった泥棒はもう自転車はいらないと処分させる。どっかに運ばれていく自転車。
インチキ占い師の適当なお告げを真に受けて、自転車を探してアラモに出発してからは意外と楽しくなりますけど、そこまでが長かった。
行く先々でいろんな人間に出会って様々な冒険をするピーウィー。ダイナーのウェイトレスに夢を追いかける大切さを教え、バイカー軍団の前でいかしたダンスを披露して打ち解けるとか、前向きであきらめないピーウィーはどこへいっても人気者になる。
事故って入院した先のテレビで自分の自転車が映画の子役のもとにあることを知ったピーウィーは映画の撮影スタジオに潜入します。ワーナー・ブラザースの撮影所で、様々な映画が撮影されているなかを取り戻した自転車で逃げ回る。
あるスタジオではゴジラの撮影をしてたのがおもしろかった。
警備員たちとの壮絶なカーチェイスを逃げ切ったピーウィーだが、偶然、ペットショップが火事になっているのを目撃。ペットの動物たちを次々救出。そのせいでとっ捕まってしまう。
ピーウィーのこれまでの経緯を聞いたワーナー・ブラザースの社長は君の話を映画化しよう、契約だ!っていうことで自転車は無事にピーウィーのもとにもどる。
そしてときは流れ、ピーウィーの大冒険を映画化した映画が上映される。007みたいなアクション映画になってて、ピーウィー役は渋いハンサムで自転車はバイクになってる。
ということで、映画のドライブインにピーウィーの仲間たちが集まる。みんなにソーダやアイスをふるまい、自転車屋の女の子と一緒に、さあ映画を楽しむのかと思いきや、
あれはぼくだから見る必要ないよって自転車にのって笑って陽気に去っていくのだった。ぼく自身、ぼくの生活すべてが映画みたいなもんだから、映画を見る必要なんかないよっていうことですかね。おしまい。
後半はけっこうおもしろくて好きだったなあ。前半の苦行をこえて我慢したかいが少しありました。まあ、人によっちゃあ、まったくうけつけないっていう人もいるだろうな。
とくにおもしろいっていうわけじゃないから。