いやー、こういうサバイバル映画でそういう安心感はダメだとおもうけどね。ジェラルド・バトラーはパイロット。新年のフライトで嵐に遭遇して電子系統が全部いかれて不時着。不時着した場所がフィリピンの反政府ゲリラが支配する地域だった。
そこから脱出できるのかっていうサバイバルアクション。まあできるんですけどね。飛行機が墜落するだけでも大変なのに、困難な要素が複数合せ技でつめこまれている。
乗客のなかに、護送中の殺人犯がいます。これはのちのち揉めていろいろと問題おこしてくれそうだなって期待してたんだけど、普通にいいやつでジェラルド・バトラーの良き相棒みたいな感じになります。
飛行機が故障でどうにもならないと思ったら、副操縦士がちょっと適当にいじったら電気系統がなぜか治る。
反政府ゲリラに乗客がさらわれて、ジェラルド・バトラーが助けにいくけど、脱出はできそうもなくて万事休すかと思ったら、航空会社が雇った危機管理の専門家が派遣した傭兵部隊が助けに来て脱出できる。
そんで最後は電気系統が復活して少しは飛べる状態の飛行機でゲリラの支配地域を脱出して安全な島に不時着でハッピーエンドです。
やばいことがいろいろと起きるけど、謎の安心感がある映画だったなあ。トラブル要素が配置されてるけど、たいしてトラブルにならないという肩透かし。
前半の飛行機の墜落シーンは迫力あって手に汗握る感じでよかったです。犯人を護送中の刑事がスマホを落として、迂闊にもシートベルトをはずして拾いにいったところで機体が大揺れしてふっとばされて死んでしまったのは、
台風がきたときに、外に出て田んぼの様子を見に行って危ない目にあってしまう人みたいでした。あの状態でスマホを気にするとは現代病だなあみたいな。
傭兵は落下傘で降下したらしいけど、パラシュート降下するシーンはなかった。予算の都合かな。
ジェラルド・バトラーは一応もと軍人でしたっけ。除隊してから30年ぐらい民間パイロットとして働いてる人っていう設定だったかな。まあだから普通のパイロットとくらべて銃撃戦とかはできるけど、軍やめて時間たってるからそれほど強いわけでもないみたいな。
うーん、普通の人よりかははるかに強かったけどね。
この状況でどうやって生き残るのかっていう絶望的な状況が重なるけど、どうも緊張感をあまり感じない。