アメリカの支援でパナマ運河を作ったがアメリカからの支配をうけているような状況に苛立つスラム出身の荒くれ者が類まれなるボクシングの才能があって、石の拳とあだ名される。演じているのは、エドガー・ラミレス。ムッキムキですごいごついボディで確かに強そうにみえました。
彼に目をつけた金持ちが、こいつはチャンピオン狙えるぞと、アメリカ人の名トレーナーを雇う。
そのトレーナー、レイ・アーセルを演じているのがロバート・デ・ニーロです。アメリカ人の言うことなんかきけるかって反発するんだけど、ロバート・デ・ニーロは世界チャンピオンを何人もコーチして育てた名トレーナーでデュランの才能を見込んでコーチを引き受ける。
無償で。なんかギャングと過去にもめたらしくて、ボクシングで儲けるなら必ずオレらを通せとかなんとか言われてて、お金が発生するとギャングが首突っ込んでくるから、無償で教えるということでギャングを回避。
レイ・アーセルという人物はボクシングに真摯に向き合い人生を捧げたボクシング愛にあふれた人物として描かれてますね。
ロベルト・デュランはけっこう荒っぽい。口が悪いし、子供のころに感じたアメリカへの不満をずっとかかえていて、こんなひどい目にあったんだから、俺にはひどいこと言う資格があると思ってるようなやつです。
それでたびたび問題起こす。ロバート・デ・ニーロに被害者意識をやめろ、君は君のボクシングに集中すればいいんだと言われてなだめられる。
まあそれでいろいろあって、アメリカ人のめちゃ強いシュガー・レイ・レナードというチャンプに挑戦することになって勝って世界チャンピオンになります。
ボクサーの映画なのでボクシングシーンはあるんだけど、「ロッキー」のようなトレーニングシーンはないです。スポーツ映画ではなくて、伝記映画色が強いですね。
ボクシング以外のことが多く描かれてる。アナ・デ・アルマスをナンパして結婚してとかの妻との馴れ初めが描かれるし、ロバート・デ・ニーロ側も昔に別れた養子の娘との関係が描かれたりします。
まあ、ボクシングを中心においたスポーツアクション映画を期待した人は不満かもですね。伝記映画としては普通かな。伝記映画ってあまり好きじゃないんすよ。どうも、映像が再現映像っぽく見えちゃう。
ロベルト・デュランというボクサーを知りたい人にはいい映画だったかな。