高慢と偏見は読んだことないんだけど、これを見る限りは恋愛小説みたいですね。貴族の恋愛模様っていうか、貴族でもそんなに格式が高いわけでもなく、大金持ちでもない家の娘たちが、いろんな男たちから求愛されて、誰を選ぶのかみたいなやつなのかな。
リリー・ジェームズが主役。5姉妹の次女で勝ち気で男勝り。おもしろかったのが、ゾンビが蔓延してる世界なので、花嫁修行の一つとして、貴族の子供たちは、日本か中国に留学して格闘術を身につけるのが貴族のあいだで流行ってるっていうのがね。
お金に余裕がある家は日本へ、そうではない家は実用的な中国へって感じで、貴族のあいだでも格式の高さでマウントとるみたいなことしてるのが笑えた。
日本に留学したほうが、自分のほうが上だと思って中国留学したほうをバカにするとかね。おもしろ~って。
リリー・ジェームズはそんな大金持ちじゃないので、中国で格闘術を学んだほうです。5姉妹全員格闘術にたけている。ナイフや銃でゾンビを撃退。ゾンビがいることが当たり前の世界っていう設定で古典的な恋愛、
女は大金持ちと結婚するのが幸福という慣習と、自分で相手は選ぶという自立した新しい女像のあいだで揺れ動く男女みたいなのをやる。
なかなか変てこでおもしろかったなあ。ゾンビはべつにメインの話じゃない。恋愛の背景としてゾンビがある。戦争とか大飢饉とか大災害とかそういうものとしてゾンビの蔓延がある。
これ、いろんなやつでできそうだね。古典文学にゾンビをプラスしたらちょっと雰囲気かわった映画がすぐ作れちゃう。
日本でも時代劇でゾンビものってなんかありましたっけ?ないような。こんだけゾンビ流行ってるのにないのが不思議だね。あるのかもしれないけど。
リリー・ジェームズはなかなかうまく相手が見つからないんすけど、サム・ライリーと最初はなんかあわないなって感じでいがみ合ってたけど、
サム・ライリーが愛を告白。君とぼくは相性ぴったりだって。サム・ライリーはちょっと変わり者っていうか、リリー・ジェームズから見ると情がない冷酷な人に見えてて、こんな人好きになれないって拒否する。
恋のライバルはジャック・ヒューストン演じるやつかな。サム・ライリーと因縁があって、ゾンビにも普通に暮らしてるゾンビがいるので、話ができるゾンビと休戦協定を結ぶべきだという考えの持ち主。
リリー・ジェームズはなるほどなあってちょっと共感していいかもねって思うけど、実はジャック・ヒューストンはろくなやつじゃなくて、彼自身ゾンビになっててサム・ライリーに復讐することを狙っていたのだ。
サム・ライリーの危機にリリー・ジェームズが現れてジャック・ヒューストンをぶった切って救うのがいいですね。
まあ、それでいろいろあって、サム・ライリーは悪い人じゃないってわかってリリー・ジェームズも彼を好きだと気がついて最後はめでたく結ばれてよかったよかった
ってなったところに死んだと思ったゾンビのジャック・ヒューストンが生きてて、大群を率いて攻めてきてさあどうなるってところでおしまい。
高慢と偏見とゾンビ2、高慢と偏見とゾンビリターンズ、高慢と偏見とゾンビリボーンなど続編はあるのかないのか。