1970年代、テレビ司会者として一時は人気があったが今は落ち目になってる男が、起死回生のカムバック番組をやる。その番組でなにがおきたのかっていうのを見せていく映画。テレビで放送された映像の部分はカラーで、放送はされてない番組の裏側の様子は白黒映像で表現されてます。
番組内容は、心霊オカルト番組。死者の霊と交信できる霊能者とか呼んできて、やってみせて、それを手品師の男がトリックだというとかそういうやつ。日本でも昔すごい流行ってましたね、これ系の番組。
霊能者VS科学者みたいなやつ。オカルトも流行ってたなあ。自分が子供のころは夏になると必ず心霊写真特集とかやってた。今はどうなんだろ、まだやってるのかな。
そんで最初、死者の霊と交信できる男とか出てくるんだけど、その男が突然、黒いゲロをはきまくってもだえて苦しむ。いったんCMでーっすって感じでその男は病院に運ばれるんだけど、そのまま死んじゃう。
番組のプロデューサーとか司会者は、いい感じの演出だ、これは視聴率とれるぞとかうかれてる。奇妙なできごとを番組上の演出だと思ってるからのんきなもんです。
お次はカルト教団が集団自殺したときの生き残りの少女が博士といっしょに登場。彼女のなかには悪魔がいるとかなんとか。この女の博士と司会者はできてる。
女の子に語りかける博士。そしたら、声も様子もおかしくなって、顔にはキズができたりして、悪魔みたいな感じになってあれこれ毒づき暴言をはきまくり、宙に浮いたりする。
すごいってびっくりする司会者たち。これは催眠術だって手品師が反論する。博士が少女に催眠術をかけてみんなそれにかかってるだけっていって、実演してみましょうって、司会者の相棒みたいなやつ相手にミミズが体からでてくるっていう催眠術をかける。
会場の人も司会者も相棒のからだからミミズがでてきて血が流れたのを確かに見たのだが、VTRをリプレイしてみるとミミズなんかまったくでてこず、幻をみてあわててる相棒がうつってるだけだった。
ほうらね、催眠術ってすごいんですよっていう手品師。じゃあ、わたしのときのVTRも確認しましょうって少女が言い出す。それでVTRを見ると実際に変化がおきていたのがうつってる。これはビデオトリックだとかなんとかいう手品師。
少女のなかの悪魔が暴れ出し、人々を残忍な手段で殺し始めて会場は大騒ぎ。頭がわれて炎に燃える少女は超自然的な念力で次々と人をひねり殺していく。博士とか手品師とかもどんどんやられていきます。
司会者の男が幻をみて、肺がんで死んだはずの奥さんが出てくる。ベッドで死を待つ彼女が、これでのぞんだとおりになるわね、お願い最後はあなたがやってと司会者に自分のとどめをさすようにうながす。
司会者は呪術のナイフを手にとって奥さんにつきたてる。
そこではっと目が覚めるとナイフは少女にささっている。周囲には死体がころがってて血の海。番組映像のテロップにことはなされたみたいな文章が一瞬うつって終了。おしまい。
なんかよくわからんけど、司会者がもう一度人気司会者にかえりざくという願いをかなえるために悪魔崇拝者のグループにはいって悪魔と契約したらしいです。
それで生贄として番組の人間たちが殺されたって感じかな。まあ、これで司会者は有名になったのだから願いはかなえられたってことになるのかな。
こんな形で視聴率とれてもどうしようもないんだけど。
いやー、なんかそのまんまというか、とくにひねりもなんもないというか。これもうちょっと臨場感ある映像で作ってたらおもしろかったかも。
モノクロの放送にはのってない裏側の映像が今風の感じで70年代のムードがあんまりないのがよくなかったな。全編70年代のテレビ番組風の画質や雰囲気の映像で作られてたらもうちょっとましになったかも。
それか裏側はなしにして、番組の映像だけでやるとかしたほうがよかったかも。モノクロパートがたるい。