それぞれなかなか雰囲気ある映像と音楽で描かれているのでなんとか見れたかな。ローガン・ラーマンとエル・ファニング、ミシェル・モナハン、カイル・チャンドラーなど役者もよかった。でもおもしろくはないみたいな。
お話もミステリーな感じでなにかあるぞって思わせるので、見れるんだけど、最後にこういうことでしたと言われても、うーんそうか~って思うだけだった。
学生時代になにがあったかというと、エル・ファニングとの出会い、小説のもととなった事件、作家としてやっていくと家を出る。
作家時代のできごとは、処女作が売れて人気作家になってピューリッツァー賞の候補にもなるが、学生時代のやつらが幻覚となってあらわれたり悩まされる。
エル・ファニングとの関係はぎくしゃくだけど、妊娠したということで、やり直そうとするんだけど、浮気がばれて大喧嘩、エル・ファニングは故障したエレベーターの中で持病の喘息で死亡。
そして現在。彼は偽名を使って放浪。髪の毛もヒゲもぼーぼー。ゆく先々で自分の著書を焼くという放火行為をしながら、どこかを目指して移動している。でっかい犬をつれて。
彼を追いかける男をカイル・チャンドラーが演じているんだけど、てっきり刑事かと思って見てた。刑事のバッジだしてあれこれ聞き込みしてるから。
でも刑事じゃないのが最後らへんでわかります。主人公と同時にピューリッツァー賞の候補になって受賞した作家だった。なんかローガン・ラーマンの伝記を書きたいとかで、話を聞きたくて追いかけてたらしいです。
学生時代にあった事件というのは、判事の息子でアメフトかなんかやってる体育会系のやつが主人公にあることを手伝えと言ってくる。
子どものころにお前も見てた、丘に埋めた箱を取り出したいから場所を探してほしいって。それで掘り返して箱が出てくるんだけど、主人公が預かることになって、中身を見たらビデオテープが入っていた。
内容は判事の父親が未成年と関係をもってる映像。体育会系のやつが隠し撮りしてた。判事の息子で何不自由なく育ったジャイアンだと思ってたけど、彼は父親の悪行を知って長年悩んでいたのだった。
父親を殺すと興奮してる筋肉をなだめて、このビデオを証拠として警察に届けようと主人公は一緒に行くことを約束するんだけど、部屋に入った母親のミシェル・モナハンがビデオを発見してしまう。
ただのポルノかなんかと勘違いして息子がこんなものをもってて、ノートにはなんだかわけのわからないことばかり書いてて、あなたなんなのとせめる母親はビデオを暖炉にいれて焼いてしまう。
なんかこのミシェル・モナハン演じる母親も変なんだよなあ。息子の部屋に入って、息子の汗のにおいが染み付いたシャツを着てにおい嗅いだりとかしてる。
夫は病気かなんかで障害者になってるみたいだから、夫がわりに息子をしてるのかな?
そんでビデオなくなったから行けなくなったと言ったら、体育会系は自殺してしまった。その事件を郊外の悲劇だっけ、そんな題名で小説にしたら話題のヒット作になってしまったってわけ。
小説が売れても平穏ではなく、小説に影響された読者が事件を起こしたりとかもする。
うーん、それで結局なんだったのかはよくわからなかったなあ。なんの話?って。
田舎での過去を捨てて、新しい場所で新しい自分で生きていけると思ったけど、やっぱりけじめをつけずに残してきた過去は消えてくれなくて、押しつぶされてしまうっていう話かな?
最後に目指したのは、エル・ファニングといつかこういう家ですごせたらいいねと思い描いていた夢の家。荒野に建ってるモダンないけてる家。
だが彼女はもういない。主人公もなにもする気力がない。体は長年のむちゃな放浪でボロボロ。おしまい。
うーん、なんだろ。なんかもうちょっとなんとかなりそうな話だったけど、なんともならなかった感じ。
この話はカイル・チャンドラーを主人公にして作ったほうがよかったんじゃないかな。カイル・チャンドラーが探偵の役回りをするってわけ。過去の事件を調べていって、最後にシドニー・ホール本人にたどり着くっていう展開。
それだったらミステリーな感じでおもしろかったかも。