うーん、どうなんだろ。もっと楽しいお話が見たかったかな。こんなよくある親と子供の話やられてもなあみたいなとこありますよ。
モンスター・ホテルっていうからさ、ホテルでおこるドタバタ劇で、楽しいコメディなのかと期待したんだけど、中身はそういうんじゃなかった。
いや、おもしろ描写はありますけどね。ホテルにやってくるいろんなモンスターたちのコミカルなふるまいを見せるし、楽しいかんじの映像にはなってます。
ミイラ男、狼人間、カシモド、骸骨、透明人間、でっかいやつ、フランケンシュタインとかいろいろとでてきて充実してます。
映像は楽しいんだけど、お話がないんだよなあ。いや、あるけど、そういうの別にもうどうでもいいけどねみたいなはなしだからなあ。
娘の自立の話とか、別にどうでもいいんだけど?みたいな。こんなアニメで見たくないんだけどみたいな話。
ドラキュラが奥さん亡くしてひとりで娘の子育てする。モンスターが安心して泊まれるホテルを経営してます。毎年、娘の誕生パーティーを盛大にやる。それで今回は娘の118歳になったパーティーで、いつものように客のモンスターで賑わうホテル。
そこに人間のバックパッカーの男がまぎれこんでしまう。始末したらいいんじゃない?って思うんだけど、人間とモンスターの平和な状態を崩すのを心配してなのか、フランケンのメイクしてごまかすドラキュラ。
ドラキュラさん、優しすぎ。奥さんは人間たちが騒いで屋敷に火をはなってその火事で死んだらしいので、人間にものすごい憎悪をもっててもおかしくないのに、なんだか人間にやさしいドラキュラさんです。
そのバックパッカーの人間の男とドラキュラの娘が、目と目があって、ピュイーンってきてお互いが一目惚れ。そんでいろいろあって二人の距離が縮まる。
うまくいきそうかっていうところで、バックパッカーが人間だとばれて、モンスターたちは大騒ぎ。こうなったら、さよならするしかないってことでバックパッカーがホテルを去っていくが、やっぱり娘には彼が必要だということで
ドラキュラたちはバックパッカーをひきとめるために、人里へおりていく。そこでは偶然、モンスターフェスティバルが開催中。モンスターのコスプレで楽しむオタク人間たちの前で、ほんもののモンスターだと正体を明かし、
いま急いでいるから空港への道をあけてくれと人間たちに協力要請。こころよくそれにこたえて道をあける人間たち。ドラキュラのコスプレーヤーたちがマントで日陰をつくって、そこを走り抜けていくドラキュラ。
オタクは最高!モンスターでも怖がったり排斥したりしないぜ!ってかんじか。ドラキュラは日光に弱いみたいなんだけど、消滅するとかはなくて、陽の光にあたっても火傷して肌がこげるぐらいでした。
それで飛行機においついて、パイロットを催眠術であやつって青年にあやまって飛行機をひきかえさせて青年と娘が再会。世界を見ておいでとバックパッカーセットを娘にプレゼント。誕生日パーティーを再開して大盛り上がりでおしまいだっけ。
モンスターたちがホテルに集まってわいわいやってるのは楽しかったけど、話が子供の自立と親のさびしさみたいな話でどうでもよすぎて、あまり好きになれなかった。
それにさ、なんかドラキュラが物わかりよすぎでいまいちなんすよ。けっこうすぐに反省するし、娘に気を使うし、いいパパを演じてるってかんじで、ちょっと迫力ないんだなあ。
もっと怖い頑固親父でもよかったんじゃないすかね。人間のバックパッカーとすぐに打ち解けるし。なんか迫力ないお父さんだなあ。