このころ何歳ぐらいなんだろ。まだ子供っぽくて子役みたいに幼いスカーレット・ヨハンソンだった。スカーレット・ヨハンソンは貧しいお家の娘。フェルメールの家にお手伝いとして泊まり込みで働くことになります。
コリン・ファース演じるフェルメールはこのとき画家として有名でお金持ち相手に絵を描いて暮らしてるみたいですけど、家の家計は自転車操業で破産しないか、おばあちゃんがピリピリしてました。奥さんは夫の浮気を心配して神経ピリピリ。
子供が何人もいて、また妊娠して出産。6人だっけ?なんかそんぐらいいるみたいだった。その中の一人がスカーレット・ヨハンソンに意地悪するクソガキとか。
お手伝いとして健気に働くスカヨハ。フェルメールのお家の事情もだんだんわかってくる。フェルメールもいい噂を聞かないんすよ。モデルに使った若いメイドを妊娠させたとかさ。
アトリエの窓をふいてもいいですか、光の加減が変わってしまいますけど、みたいなこと言うスカヨハの芸術的センスに興味をもったフェルメールはだんだんスカヨハを助手のように使っていく。
絵の具の調合とかやらせてアトリエにいる時間が長くなる。それをあやしむ奥さん。娘も壁のかげから顔半分だしてじーっとのぞいてたりします。
父親とあやしいんじゃねってことで、スカヨハに嫌がらせしてくる。洗濯物を汚されてブチギレたスカヨハが子供をビンタ。それを根に持った子供がスカヨハがアクセサリーを盗んだように見せかけて騒ぎをおこしたりとか。
まあ、それはフェルメールが家探しして子供が盗ったのがわかって容疑ははれて事なきを得るんだけど。家を出るときに親からもらった大事なプレートを割られたりする。あの子供は不気味だったなあ。まったく喋らない。
物陰からじーっと見てたりするだけ。目つきが気味悪かったなあ。
フェルメール家の雰囲気悪いなあみたいな。働く環境としては最悪。まあ、それでもスカヨハは肉屋の青年キリアン・マーフィといい感じになっていったりしてなんとか日々をやりすごします。
それでフェルメールがなんかインスピレーションを得たのか、スカヨハをモデルに絵を描き始める。真珠のイヤリングをした少女を絵を。
またこの真珠のイヤリングも奥さんが大事にしてるもんだから、それをお手伝いに身に着けさせるなんてって奥さんは怒るだろうから、内緒でコソコソとやります。おばあちゃんは、フェルメールの絵が売れないともうお金ないよって状態なので、
絵が完成するように協力する。そして絵は完成したのだが、スカヨハはクビになってフェルメール家から去ることになる。まあ、ちょうどキリアン・マーフィが一緒に住もうよ、結婚しようよって言ってたからちょうどよかったんだけどね。
フェルメールとのあいだに、画家とモデル、芸術を理解しあった興奮、奇妙な関係を築いていたスカヨハはちょっぴり残念に思います。
絵のモデルをして絵ができあがったときに、めちゃ興奮してキリアン・マーフィのところに走っていってそのまま外でやったりしてたからなあ。
アートの真髄にふれたときの興奮、作品の一部になった自分を感じたときのエクスタシー、そういうのがすごかったんだろねみたいな。
その後、お手伝い仲間の人がたずねてきて、これをってあの真珠のネックレスが渡される。フェルメールがスカヨハの労に報いるためにおくってくれたプレゼントってわけですかな?
おしまい。
まあ、お話としてはどうもいまいちで退屈なんだけど、映像がいいですね。スカーレット・ヨハンソンの透明感ある幼さ、フェルメールの絵画のような光の加減、登場人物たちのファッション、映像の質感がなかなか心地良い。
なのでお話としてはとくにどうという感じもないけど、見れました。奥さんはずっと妊娠と出産と夫の浮気のことで精神がいっぱいいっぱいでキイキイわめくだけだし。
おばあちゃんは家のお金がなくなることの恐怖だけで動いてるお金大好きおばあちゃんだし。いやー、お手伝いさんも大変だな。
しかし、綺麗すぎないか。芸術家とモデルが作品づくりをとおして、芸術の至高の快楽を共有したっていう物語に仕立ててるのは、絵描きを美化しすぎてる。芸術家なんてもっと下品で下世話でどうしようもないやつらじゃないか、実際は。
モデルに手を付けてるだけのゲス野郎なのに、なんかきれいな暗喩で描いてるのでどうもな。真珠のイヤリングをつけるためにスカヨハが耳たぶに穴あけて血を流すのは、処女喪失の暗喩だろう。
フェルメールはモデルにてをつけてたってことを表してる。
この映画はフィクションの創作だけど、実際はどんなドラマがあったんだろね。制作された背景はいまだによくわかってないんだっけ?
うーん、この絵自体をあんまりいい絵だと思わないんだよなあ。少女の表情が良くないし、真珠のイヤリングもでっかいパチンコ玉みたいで変だし、ほんとにフェルメールが描いた絵なのかな?