障害がある弟にはオレがついててやらないとだめなんだと弟愛あふれる兄なんですが、やることなすこと弟のためにはなりません。逆に状況が悪化していくばかり。そういう空回りな兄パティンソンの姿をずっと見せられるだけ。
二人で銀行強盗。うまくいったぜと思ったら、強盗に渡す用の塗料が仕掛けられた札束で車の中で爆発。二人は塗料で真っ赤っ赤。なんとか逃げるんだけど、弟は捕まってしまう。
弟を保釈しようと、パティンソンは金策に走る。保釈金が足りねえ~。知り合いのニートの女に親のクレジットカードを使って払ってくれとなんとかだまして払ってもらうんだけど、弟は拘置所での揉め事でボコボコになって病院に移送されたあとだった。
弟を病院から連れ出そうと、病院に潜入するパティンソン兄。警官が見張りをしてる病室があって怪我して寝てるやつを見つけたので、弟だと思って連れ出しに成功。家に帰るわけにいかないので、バスに乗り合わせたおばさんを言いくるめて部屋に滞在させてもらう。
警察が探してるからうかつに動けないぜっていうことで、ほとぼりさめるまでじっとしてようと思ってたら、怪我して眠っていた弟が目を覚まして騒ぎ出す。
ん?弟じゃねえ!こいつは誰だ?ってなる。弟だと思って連れ出したやつは、弟じゃなくて出所した日にLSDや酒で騒ぎおこして捕まった別人。
そいつが丁寧に、おれに今日なにがあったのか話てやるよって長々と事情を回想映像をまじえて一人で喋ります。なが~。
大量のLSDや金を遊園地に隠してあるとかなんとか言うから、それをこれから取りに行って山分けしようやと取引。部屋にいた女の子に車借りて遊園地までドライブ。
この女の子がなんかひどかったなあ。事情とかよくわかってなくて、明らかにパティンソンたちはあやしいのに、なんも言わないし詮索しない。元彼がドラッグ売ってるとかなんか言ってたから、やばいことに慣れっこなんだろね。
この地域の治安は悪そうだなあ。
まあそれで遊園地でも警備員とバトルがあったり、やってきた警察を警備員のふりしてやり過ごしたりとかあります。
最終的にはLSDを売ろうということで買い手がやってきて取引っていうとこで警察が包囲しててパティンソンは逃げようとするけど、今回は逃げ切れずお縄をちょうだいです。
は~、ダメか~、終わった~みたいな目をするパティンソンの表情がちょっと味わい深いですね。
エンディングは弟は知的障害をもつ人を教える学校かなんかにはいることになって、みんなと授業でゲームをする姿が映し出される。おしまい。
パティンソンは刑務所、弟は適切な施設。おさまるべき場所に収まったねみたいな。
兄弟愛の話にするなら、最後、兄と弟のシーンで締めくくってほしかったなあ。なんかほんとパティンソンがひとりでドツボハマっていくだけなんすよ。
もがいてもがいて逆転狙って、やっぱりというか当然だめでしたっていう犯罪映画。音楽がさ、昔のクライムスリラーみたいな80年代みたいなシンセミュージックで、やたらと顔のアップの映像が多かったのが特徴で印象に残りましたね。