なんだろ。「レザボアドッグス」「パルプ・フィクション」「トゥルー・ロマンス」の3本ぐらいですかね。そのときのクエンティン・タランティーノみたいな感じの映画を1本作れないかっていう企画だったのかな。
でも原作小説があるみたいなので、クエンティン・タランティーノ風は映画化のときにまぶされた味付けなのか。もともとの小説にタランティーノぽさがあるのかは不明。話はクライムサスペンス。追い込まれた男たちが銀行強盗をやって、そこにはいろんな裏社会のやつらもからんでいて、だましだまされ、二転三転、誰が最後に笑うのかっていう話です。
ボヤキ漫才みたいな会話シーンなのは、監督がお笑い芸人の品川祐氏だからなのかな。なんか田中聖がとぼけたことを言って、藤原竜也が大真面目にかぶせてきて、小杉さんが、そこちゃうやろ?みたいにツッコミをいれる。
言い間違いや勘違いや的外れなことを一人がいって、聞いてるほうが小気味よくツッコミをいれていく会話とかさ。ぼやき漫才っていうんすかね。お笑いよくわかんないけど、なんか漫才でみたことある感じの会話シーンだなって思いました。
それがおもしろいのかっていうとそうでもないのでなんとも言えないんすけどね。だましだまされの展開も、なんかだんだん飽きてきて最後は痛快さみたいなものがなかったかな。中島美嘉が屋上ジャンプするのも、無理やり屋上に移動してる感じがしちゃってどうも冷める。
池畑伸之介や窪塚洋介のキャラの濃さでなんとか見れたような感じです。
ちょっと気になったのが、役者をかっこよく、役者を美しく、画面に撮れてないと感じたことです。なんかカメラがいまいちに思っちゃったなあ。ちゃんと写ってないというか、俳優が画面に栄えるように映ってないというか。
窪塚洋介とかさ、決め台詞みたいなこというシーンが多かったけど、きまってないんすよ、映像が。ビシッ~みたいにキマッテル絵になってない。
アクションもそうなんだけど、田中聖氏とかすごい格闘シーンとかやってたけど、なんか軽いというかかっこよさが映像として表現できてないというか、薄っぺらいというかで、いまいちなんだよなあ。
なんだろね。カメラアングルとか照明の具合とか、それか編集の間とかなのかもしれないけど、なんかこうきまってない。役者がよく見えないというか。そういう映像なところがもやもやしたね。